【出店者必見】楽天スーパーDEALの活用方法!スーパーセールとの違いも解説


帯刀 浩太
楽天市場専任コンサルタント
楽天グループ株式会社にて、ECコンサルタントとして500社以上の店舗を支援。全ジャンルを幅広く担当した後、ホームライフ・リテール領域を中心に活躍し、年間売上改善部門MVPおよび楽天賞(社長賞)を受賞するなど、高い成果と評価を得る。その後、しるし株式会社にて、美容コスメ・ファッション・スポーツ分野の企業を中心に、楽天市場における戦略設計から店舗立ち上げ、LP制作、広告運用までを一気通貫で担当。楽天市場の構造や施策に精通し、実践的な支援を行う楽天運営のスペシャリスト。

監修者
帯刀 浩太
楽天市場専任コンサルタント
楽天グループ株式会社にて500社以上の店舗を支援。現在はしるし株式会社にて、戦略設計から店舗立ち上げ、広告運用までを一貫して担当。
楽天スーパーDEALとは、高いポイント還元率でお得に買い物ができるサービスで、出店者にとっても多くのメリットがあるサービスです。
本記事では、楽天スーパーDEALについて、種類やエントリー手順、活用する際の注意点などを詳しく解説します。
楽天スーパーDEALとは
楽天スーパーDEALとは、対象商品の購入金額の一部をポイントで還元するサービスで、楽天市場の会員であればエントリー不要で誰でも利用可能です。
還元率は10%~50%と高く、スーパーDEAL対象商品として効率的な導線が設けられるため、集客に効果的なサービスと言えるでしょう。
高還元率のポイントは店舗が負担しなければなりませんが、商品が購入されたときだけ広告料が発生するので、無駄なコストがかかりません。
楽天スーパーDEALの対象商品は、楽天スーパーDEALのトップページや専用ページで掲載されます。また、検索した際に「スーパーDEAL」というアイコン付きで表示されるのも訴求力を高めてくれるポイントです。
開催時期・開催期間
楽天スーパーDEALは期間限定キャンペーンではなく、常に開催されています。
商品やブランドごとに楽天スーパーDEALの対象期間を設けることができるため、商品によって開催期間が異なるのが特徴です。
楽天スーパーSALE(スーパーSALEサーチ)との違い
楽天スーパーDEALと楽天スーパーSALE(スーパーSALEサーチ)は、どちらも楽天市場で提供されるキャンペーンです。
以下の表で違いを確認してみましょう。
| セール名 | 楽天スーパーDEAL | 楽天スーパーSALE(スーパーSALEサーチ) |
|---|---|---|
| 掲載料金 | 広告掲載料金(購入された商品価格の10%)+ポイント原資 | なし ※ただし対象商品は10%以上の値引きが必須であるので、値引き分の負担が必要 |
| 開催期間 | 365日毎日開催 | 年4回(3月・6月・9月・12月) |
| お得なポイント | 対象商品に対して通常よりも高いポイント還元率(最大50%)を提供する | ・スーパーSALE期間中は、買い回りキャンペーンなどでポイント倍率が上がる特典がある ・期間中にたくさん買い物をすることでお得に買い物できる |
楽天お買い物マラソンは毎月開催される大型キャンペーンです。
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楽天スーパーDEALの種類・出品方法
楽天スーパーDEALは主にサーチ掲載枠、時間限定枠、タイアップ枠という3つの出品方法が用意されています。それぞれの枠の特徴を理解して、販売戦略を立てましょう。
| サーチ掲載枠 | 時間限定枠 | タイアップ枠 | |
|---|---|---|---|
| 掲載場所 | 商品が楽天市場の検索結果やカテゴリー検索・ランキングなどに表示される際に「スーパーDEAL」アイコンが付き、専用のスーパーDEAL検索ページでも一覧表示される。 | 楽天市場のトップページやSuper DEALトップページに24 時間限定で表示され、ブランドロゴも掲載される。DEALタイアップのような特設ページはなく単一商品を強調。 | 販促期間中は楽天トップページやキャンペーンページにバナーが表示され、さらに店舗・ブランド専用のLPに多数の商品を掲載。初日にはトップページに特集が組まれることが多い。 |
| 審査・原稿入稿 | 原稿入稿は不要で事前審査あり。 | 店舗側で商品選定とバナーなどの原稿入稿が必要。人気の高いトップページ枠のため、申込後に掲載可否が決まる。 | サーチ枠のエントリーを2商品以上する必要がある。楽天による広告審査やLP作成のための原稿入稿が必要。掲載日程は楽天と調整し、事前の審査に通る必要がある。 |
| 掲載期間 | 1日から最長14日まで自由に設定できる。 | 掲載は24時間のみで、1日限定のタイムセールとして扱われる。 | 2週間(14日間)続くキャンペーン型。初日はトップページやメルマガ等で大きく露出し、その後はスパーDEALや特設ページで掲載される。 |
| 必要な商品数 | 3000件を超える場合はECコンサルタントに相談が必要。「商品単位」でのエントリーになる。 | 1商品のみ(基本的に1枠につき1商品)。 | 21〜60商品をセットで登録し、メイン商品を中心に関連商品も掲載する。21商品以下でも掲載可だが、ECコンサルタントに問い合わせが必要。 |
| ポイント還元率の条件 | 店舗が10〜50%の間で5%刻み(例:10%・15%・20%…50%)で設定できる。掲載期間中は全ての購入者に指定したポイント率が還元される。 | 高還元が求められ、20〜50%の範囲で10%刻み(20%・30%・40%・50%)に設定するケースが多い。タイアップ枠ほど多商品を載せないため、1商品のポイント率を高くして集客する。 | メイン商品は20〜50%の間で10%刻み(20%・30%・40%・50%)の高還元が必須。メイン商品以外の関連商品は10%以上で設定できる場合もある。 |
| エントリー期限 | 事前審査があるため、推奨しているエントリー時期は掲載希望日の2週間前〜3日前。 | 掲載希望日の約2~3週間前までに申し込みが必要。審査合格後に広告入稿が必要。 | 掲載開始日の約2~3週間前までに申込・商品の登録とLP用の原稿を提出する必要があり、スケジュールは楽天側と調整する。 |
| 費用 | ポイント還元分に加えて販売額の10%の広告費がかかる。 | ポイント還元分に加えて販売額の10%の広告費がかかる。 | ポイント還元分に加えて販売額の10%の広告費がかかる。 |
柔軟性と手軽さ重視ならサーチ掲載枠
審査や原稿入稿が不要で、掲載期間や開始日を自由に設定できるため、キャンペーンをすぐに始めたい場合に適しています。検索結果やスーパーDEAL専用ページなど複数の導線からの流入を得られるのが特徴です。
単品の高露出を狙うなら時間限定枠
楽天トップページに掲載される唯一の枠であり、24時間の限定セールとして大量のアクセスが集まりやすいです。
ただし事前審査が必要で、期間が短く1商品しか掲載できないため、目玉商品に適用して集客を一気に高めたい場合の活用がおすすめです。
ブランド訴求やまとめ買いを狙うならタイアップ枠
専用LPを作成し、メイン商品と関連商品を多数掲載できるため、ブランドの世界観を打ち出しながら客単価アップを狙えます。
申込・制作に時間が掛かり、ポイント還元率も高めに設定する必要があるため、十分な予算と計画がある場合に適しています。
スーパーDEALで多くの人を集めても、商品ページの印象次第で売上は大きく変わります。
この資料では、購買意欲を高める画像構成や撮影のコツ、訴求ポイントの作り方をまとめています。
集客から購入までつながるページづくりの参考に、ぜひご活用ください。
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楽天スーパーDEALを活用する出店者側の4つのメリット
楽天スーパーDEALを活用するメリットは、以下の通りです。
- ユーザーの目に留まりやすい
- ポイントバックをきっかけに購入を期待できる
- 検索導線が増えてアクセス数がアップする
- 対象期間の設定で購買意欲を高められる
それぞれのメリットについて解説します。
ユーザーの目に留まりやすい
楽天スーパーDEALの商品は、楽天市場のトップページや専用のプロモーションページに掲載されるため、ユーザーの目に留まりやすくなります。
また、楽天スーパーDEAL専用の特集ページに商品が掲載されることで、多くのユーザーに視認される機会が増え、商品の関心が高まる効果やブランドの認知向上を期待できます。
また、高いポイント還元商品はSNSで話題になりやすく、ユーザーが自発的にシェアしてくれれば、さらに多くの人の目に留まるでしょう。
ポイント還元を通じてユーザーに還元することで顧客ロイヤリティを強化して、長期的な関係を築くこともできるようになります。
ポイントバックをきっかけに購入を期待できる
高いポイント還元率は、ユーザーにとって魅力的であるため、商品のページを訪問する動機づけになります。新規顧客にとってもポイント獲得はうれしいサービスであり、新規顧客の獲得を期待できます。
さらに、高いポイント還元は顧客にとって価値があり、満足度が向上し、リピーターを増やす施策としても効果的です。
検索導線が増えてアクセス数がアップする
楽天スーパーDEALを活用すると、出品した商品が楽天スーパーDEAL専用の特集ページに商品が掲載されるため、通常の検索結果以外でもユーザーの目に触れる機会が増え、特集ページからのアクセスが期待できます。
また、楽天スーパーDEALの商品は、楽天市場の検索結果で優先的に表示されることがあるため、クリック率が向上します。
さらに、ユーザーが「ポイント還元率」や「特価商品」などのフィルターを使用した際に、楽天スーパーDEALの商品が該当することで、検索結果に表示されやすくなります。
楽天スーパーDEALの商品が他の関連商品ページに「おすすめ商品」や「他のユーザーが購入した商品」として表示されれば、ほかのページからのアクセスも増加するでしょう。
ポイント還元率の高い商品はユーザーに人気が出やすいため、ランキング上位に表示されれば多くの人の目に留まり、ランキングページからのアクセスが増える可能性も高まります。。
楽天スーパーDEALを利用して商品を購入したユーザーが、自身のSNSやブログで商品を紹介すると、外部サイトからのトラフィックが増え、楽天市場へのアクセスが増加します。
対象期間の設定で購買意欲を高められる
楽天スーパーDEALの対象期間を設定することで、ユーザーに「早く買わなければならない」という緊急性を与えられます。限定された期間内での特典(高い還元率)は、即時購買を促進させる効果を期待できます。
在庫を計画的に調整できるのもメリットのひとつです。特定の期間内に販売を集中させることにより、在庫の回転率を高めて余剰在庫のリスクを減らせます。
また、季節やイベントに合わせたキャンペーンを期間限定で実施すれば、ユーザーの関心を惹きやすくなります。年末年始や母の日などに合わせたプロモーションは、購買意欲をおおいに高める効果が期待できます。
さらに、期間限定の特典を繰り返し提供することで、ユーザーに「お得な情報を見逃したくない」という意識を芽生えさせ、店舗を定期的にチェックしようと思わせることができ、顧客のロイヤリティを向上させられるのもメリットです。
スーパーDEALは集客効果が大きい一方で、商品ページが整っていなければ売上につながりにくくなります。
特に商品画像は購入を左右する重要な要素です。今のページを見直すきっかけとして、無料資料をダウンロードして実践的なポイントをチェックしましょう。
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楽天スーパーDEALに出店・エントリーする方法・手順
楽天スーパーDEALにエントリーしたい場合は、楽天市場が提供している店舗運営システムであるRMSから申し込みます。
楽天スーパーDEALに出店する際の申し込みは、以下の手順で行います。
- RMSの「商品管理画面」を開く
- 楽天スーパーDEALを開き「新規エントリー」をクリックする
- 参加したいエントリー企画を選択する
- 掲載期間を選択してエントリーする
参加したい枠によってエントリー期間が異なります。DEALサーチ枠については、申し込みから早くて翌日から出品可能になるので、すぐに楽天スーパーDEALを活用したいときにおすすめです。
楽天スーパーDEALは効果的な集客手段ですが、枠の選び方やエントリー内容次第で成果は大きく変わります。
「どの枠に出すべきか」「どの商品を選ぶべきか」迷ったときは、まず専門家に無料相談してみましょう。効率的に売上につなげるための最適な方法をご提案いたします。
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楽天スーパーDEALの効果的な活用方法6つ
楽天スーパーDEALの効果的な活用方法は、以下の6つがポイントです。
- 魅力的な割引率を設定する
- 期間限定ポイントバックをアピールする
- 人気商品を対象にする
- SNSなどを活用してプロモーション活動をする
- 商品ページを充実させる
- データ分析と改善をおこなう
上記のポイントを踏まえて、楽天スーパーDEALを効果的に活用しましょう。
魅力的な割引率を設定する
ユーザーを惹きつけるためには、魅力的な割引率の設定が効果的です。そのためには、同じカテゴリーの競合商品の価格や割引率を調査し、自社商品がどの程度の割引率で競争力をもつかを分析する必要があります。競合よりも少し高い割引率を設定することで、ユーザーの関心を惹くことが可能です。
ユーザーの心理を利用して売上を上げるには、具体的に「20%OFF」や「50%OFF」といったキリの良い数字で、ユーザーが直感的に理解しやすくなります。
割引率を設定する際に、原価や利益率を考慮してコスト計算をおこない、適切な利益を確保できるバランスを見つけるのも重要です。
期間限定ポイントバックをアピールする
楽天スーパーDEALで期間限定ポイントバックをアピールするためには、楽天スーパーDEALの特設ページにおいて、期間限定ポイントバックの詳細を目立つ位置に表示します。
バナーやポップアップを活用し、ユーザーの目を惹くデザインにするとよいでしょう。
また、楽天市場のメールマガジンやアプリのプッシュ通知を通じて、期間限定ポイントバックの情報をユーザーに直接届けます。期間限定であることを強調するメッセージを添えてアピールしましょう。
楽天市場の公式SNSアカウントを活用して、期間限定ポイントバックのキャンペーンを告知し、シェアキャンペーンやハッシュタグを活用して拡散を狙うのも効果的です。
楽天市場では、ユーザーがお得に買い物できるイベントを開催しています。そのイベントに合わせて期間設定をおこなうと、高い転換率が見込めます。
以下のセール期間中に合わせて楽天スーパーDEALを設定しましょう。
| セール・イベント名 | 概要 | 開催時期 |
|---|---|---|
| お買い物マラソン | ショップ買いまわりでポイント倍率が増えるイベント | 12月を除く毎月1~2回開催 |
| 楽天スーパーSALE | ショップ買いまわりでポイント倍率が増えるイベント | 3月・6月・9月・12月の年4回4日~11日の1週間開催 |
| 5と0のつく日 | ポイントが4倍になるイベント | 毎月5日・10日・15日・20日・25日・30日に開催 |
| 楽天ワンダフルデー | ポイントが2倍または3倍になるイベント | 毎月1日に開催 |
| ご愛顧感謝デー | ゴールド会員以上限定で、会員ランクに応じてポイントが2~4倍になるイベント | 毎月18日に開催 |

人気商品を対象にする
人気商品は、もともと検索流入やアクセス数が多く、多くの顧客の「お気に入り」に入っている可能性もあるため、そこに高ポイント還元という強力な購入理由が加わることで爆発的な売上を生み出すことができます。
普段は価格で迷っていた顧客層の背中を押す「最後の一押し」として機能するでしょう。
さらに重要なのは、楽天スーパーDEALをきっかけに店舗を訪れた新規顧客が他の商品も見て回る回遊効果です。
イベント終了後も、蓄積された販売実績が商品ページのSEO評価を強化し、店舗全体のファン獲得にも貢献します。
SNSなどを活用してプロモーション活動をする
楽天スーパーDEALをSNSでプロモーションする際は、セール内容に合わせてターゲットを設定することが重要です。たとえば、父の日に合わせたセールの場合、男性にターゲットを絞るのではなく、男性の子どもや配偶者を対象と考えます。
さらに、楽天スーパーDEALのプロモーションに最適なSNSプラットフォームを選ぶのも大切なポイントです。InstagramやTwitter、Facebookなど、ターゲットオーディエンスが多く利用しているプラットフォームを活用しましょう。
投稿は、割引率やポイントバックなどの特典を強調し、商品の写真や動画などを効果的に使ってアピールします。キャンペーン専用のハッシュタグを含めると、ユーザーが見つけやすく投稿を広めるための手助けとなります。
例えば、「#楽天DEALセール」や「#限定ポイントバック」などのハッシュタグがおすすめです。
より多くのユーザーに訴求できるSNSを効果的に活用して、楽天スーパーDEALのメリットを最大限に引き出しましょう。
商品ページを充実させる
商品ページを充実させることは、ユーザーを満足させ、顧客満足度の向上やリピートにつながります。さらに、商品ページに画像や説明などのコンテンツが充実すると、ユーザーの購入意欲が高まり、セール期間中の売上が増加するでしょう。
また、多様な商品を取りそろえると、在庫の回転率が向上し、効率的な在庫管理が可能になります。季節商品やトレンド商品をタイムリーに販売することで、在庫リスクを軽減できます。
特に商品画像は、ユーザーの印象や購買意欲を左右する重要な要素です。
資料では、クリック率と購入率を高める画像構成・撮影・デザインの実践的なコツをまとめています。
効果的なページ改善に、ぜひお役立てください。
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データ分析と改善をおこなう
楽天スーパーDEALを効果的に実施するためには、ユーザーのデータを分析して改善をおこなうことが大切です。
楽天スーパーDEALの各データは、RMSの分析ツールである「R-Karte」から確認できます。
売上金額や件数をはじめ、アクセス人数や転換率、新規・リピート別での購入者数など、さまざまなデータを確認可能です。効果測定の結果に合わせて、イベント期間や還元率の改善を検討しましょう。
R-Karteでのデータ分析や改善施策は、正しく活用できれば売上を大きく伸ばせますが、どこに注力すべきか迷うことも多いものです。
効果を最大化するためには、専門家の視点を取り入れるのも有効な手段です。
しるしの無料相談では、自社の課題に合わせた改善ポイントや施策の優先度を気軽に確認できます。まずはお気軽にご相談ください。
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楽天スーパーDEALを活用する際の4つの注意点
楽天スーパーDEALの活用でアクセス数アップや購買意欲の向上などのメリットを期待できますが、以下の4点には注意が必要です。
- ポイント還元や手数料によって利益が少なくなるおそれがある
- 審査前は商品名にスーパーDEALやポイントバック率を記載してはいけない
- 審査合格後や広告掲載終了後に商品価格変更をしてはいけない
- 同一期間に同一商品を重複エントリーしない
注意点について、詳しく解説していきます。
ポイント還元や手数料によって利益が少なくなるおそれがある
ユーザーにとって高い還元率が魅力の楽天スーパーDEALですが、店舗側は割引後の価格で利益を確保できるように設定しなくてはいけません。セール価格と原価を比較し、適切な利益率を維持できるか確認しましょう。
コスト管理を怠ると、期待していたよりも利益が少なくなるおそれがあります。出店者は、広告費用や還元率などを事前にしっかり計算し、経済的なバランスを保つ戦略を立てましょう。
審査前は商品名にスーパーDEALやポイントバック率を記載してはいけない
楽天スーパーDEALに出品する際商品名は自由に設定できますが、審査前の場合対象商品でも商品名にスーパーDEALやポイントバック率の記載をしてはいけません。商品名にポイントバック率を記載するのも禁止されています。
ただし、楽天スーパーDEALの審査に通った商品であれば、キャッチコピーやPC用商品説明文、スマートフォン用商品説明文、PC用販売説明文で「楽天スーパーDEAL」や「〇%ポイントバック」と記載可能です。
審査合格後や広告掲載終了後に商品価格変更をしてはいけない
楽天スーパーDEALにエントリーし、審査合格後や広告掲載終了後に価格を変更することは禁じられています。
審査基準において、商品価格での販売実績が考慮されており、エントリー時と審査合格後の価格が異なると、審査状況と内容が変わってしまうからです。
同一期間に同一商品を重複エントリーしない
楽天スーパーDEALでは、ユーザーの混乱を招くため、同一期間に同一商品を重複してエントリーすることはできません。
同一商品が重複エントリーされると、在庫管理が複雑になってしまいます。在庫切れや過剰在庫のリスクが高まり、運営効率が低下する原因になるでしょう。
さらに、効果的なプロモーションをおこなうためにも、エントリー商品を適切に分散させることが重要です。
楽天スーパーDEALは効果的ですが、利益計算やルール遵守を誤ると大きな損失につながる恐れがあります。
「この設定で本当に利益が出るのか」「エントリー条件を守れているか」など、不安を感じたら専門家に相談してみましょう。
しるしの無料相談では、利益シミュレーションから審査・運用の注意点まで、実務に役立つアドバイスを受けられます。
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楽天スーパーDEALを最大限に活用するなら運用代行・コンサルの利用がおすすめ
楽天スーパーDEALは、お客様対応や発送業務など、日々の運営に追われる中で開催されます。売上を最大化するための商品選定、赤字を出さない緻密な利益計算、広告運用との連携など、その準備は複雑で考えるべきことは山積みです。
こうした準備や分析をすべて専門家に「丸投げ」することは、時間と労力を節約するだけでなく、施策の成功確率を高めるための戦略的な一手と言えます。
本来注力すべき商品開発や店舗の将来設計といったコア業務に集中でき、結果として売上と利益の両立を目指せます。
こうした戦略的な店舗運営のパートナーとなるのが、私たちしるし株式会社です。楽天イベントの複雑な準備から効果分析までを一貫して代行いたします。
成果につながる楽天スーパーDEAL施策の実現なら、ぜひ一度私たちにご相談ください。
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楽天スーパーDEALを戦略的に運用して売上アップを目指そう
楽天市場で売上を伸ばしていくためには、楽天スーパーDEALを活用するのは効果的な戦略です。
楽天スーパーDEALは、ユーザーにとってポイント還元率の高さが魅力であり、、効果的に活用すればアクセス数の増加や購買意欲の向上など、多くのメリットを期待できます。
楽天市場で売上が伸び悩んでいる方は、施策のひとつとして楽天スーパーDEALを活用して売上アップを実現しましょう。
売上を伸ばすためには、楽天スーパーDEALの活用だけでなく、商品ページの改善も欠かせません。
特に商品画像はユーザーの購買判断を左右する大きな要素であり、継続的に改善していくことが売上に直結します。
実践的な改善ポイントをまとめた資料をダウンロードして、すぐに取り入れてみましょう。
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楽天市場の運用代行・コンサルティングは「しるし株式会社」へ!

| 運営会社 | しるし株式会社 |
|---|---|
| 料金タイプ | 完全成果報酬 |
| 対応領域 | ・楽天市場 ・Amazon ・Qoo10 ・Yahoo!ショッピング |
| サポート内容 | ・戦略施策立案 ・TOPページ・商品ページ制作、最適化 ・楽天 SEO対策 ・広告運用 ・データ分析 ・効果測定 ・CRM施策(メルマガ運用) ・楽天市場社員との窓口など |
| 公式HP | https://shirushi.co.jp/ |
しるし株式会社は、ブランドのグロースパートナーとして、ECモールにおける売上目標設定、戦略立案、実行まで、一気通貫したサービスを提供しており、楽天との連携に特化したLINE運用ツールも開発中。
ひとりのコンサルタントが運用するのではなく、戦略担当やクリエイティブ担当など各領域のプロで結成したチームで運用をサポートしています。
SEOや広告運用、商品ページ改善、レビュー管理、アップセル・クロスセル施策、セール対応など、モールの課題に応じた戦略・施策の実行で売上拡大を実現しているのが強みです。
数あるEC運用の代行会社のなかで、なぜしるし株式会社がお選びいただけているのか。しるしの強みを3つ紹介します。
しるしの強み① ブランド基点のモール運用
しるしは、ECモール運営においてブランド価値の向上を中核に据えた独自のアプローチを展開しています。
一般的なECモール運用が値引きや販促活動に主眼を置く中、しるしのメソッドはブランドのアイデンティティを基軸とした商品ページ構成、魅力的なブランドストーリーの構築、顧客体験の徹底的な改善に注力します。
この戦略により、即時的な売上増加のみならず、長期的なブランドロイヤリティの形成と顧客生涯価値の増大を目指しています。
ECモール内での一貫したブランド体験を実現することで、競争激化するオンライン市場において差別化された存在感の確立が可能です。
しるしの強み② 売上・粗利にコミットする料金形態
しるしは売上にコミットした運用を行うため、料金形態も売上連動型を採用。作業や時間ではなく、成果に連動して料金が決まります。
メーカーさま同じ方向を向いて事業を伸ばすには、ベストな契約形態だと考えています。
しるしの強み③ スペシャリストにEC運用をまるっとおまかせで工数削減!
「EC運用をどのくらいできていますか?」と聞かれると、自信を持って答えられない……という担当者さまも多いです。
売上を上げるには、市場、ECモール、商材に合わせた戦略立案が重要。特にECモールにはそれぞれ特色や独自の制度があるため、施策の最適化には骨が折れます。ものづくりをしている会社が、EC運用業務を内製するのは、時間も労力もかかりすぎると感じませんか?
しるしの運用では、各パートのスペシャリストがチームを組み、貴社の商品のポテンシャルが最大限発揮されるよう運用します。1ブランドに対して、アカウント担当や商品ページ担当、デザイナーなどの楽天市場グロースチームを結成し、専門性の高いチームで商品・ブランドがもつポテンシャルを最大限に引き出せるのが強みです。
しるしの強み④ 管理画面では見れない情報が見れる、分析ダッシュボードの作成
楽天市場のRMSでは見ることのできない指標まで分析可能なダッシュボードを作成し、運用を行います。
例えば、「LTVの計測ができない」「次回購入までにかかる期間がわからない」「選択肢ごとの売上の管理ができない」といったRMSにありがちな課題を解消し、運用や目標管理を行います。
また、毎月のレポートはPL形式で行います。売上が上がっているかだけではなく、販促費や物流費の最適化も管理。売上・粗利率の最大化を目指します。
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帯刀 浩太
楽天市場専任コンサルタント
楽天グループ株式会社にて、ECコンサルタントとして500社以上の店舗を支援。全ジャンルを幅広く担当した後、ホームライフ・リテール領域を中心に活躍し、年間売上改善部門MVPおよび楽天賞(社長賞)を受賞するなど、高い成果と評価を得る。その後、しるし株式会社にて、美容コスメ・ファッション・スポーツ分野の企業を中心に、楽天市場における戦略設計から店舗立ち上げ、LP制作、広告運用までを一気通貫で担当。楽天市場の構造や施策に精通し、実践的な支援を行う楽天運営のスペシャリスト。

監修者
帯刀 浩太
楽天市場専任コンサルタント
楽天グループ株式会社にて500社以上の店舗を支援。現在はしるし株式会社にて、戦略設計から店舗立ち上げ、広告運用までを一貫して担当。









