Qoo10とは?メリット・デメリットや出店の流れ、費用などを解説
若い女性を中心に人気のECモール「Qoo10」とは、どのような特徴があるのか詳しく知りたい方もいるのではないでしょうか。本記事では、Qoo10とはどのようなモールなのか、出店のメリット・デメリットから、実際に出店するときの手順などをわかりやすく解説します。
Qoo10の売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行の活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
以下の記事では、Qoo10に精通した運用代行会社を徹底比較していますので、依頼先の検討にぜひお役立てください!
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まるっと任せられる運用代行のほか、広告運用や転売対策、各種データ分析などで、Qoo10運用を柔軟に支援しているのが特徴です。
- Qoo10でEC販売をはじめたいもののノウハウがない
- Qoo10に出店しているが売上が伸びない
上記のように、Qoo10運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。
Qoo10とは
Qoo10とは、2010年6月よりサービスを開始したeBay Japan合同会社が運営する日本国内向けのECモールです。
Qoo10は、個人や企業が商品を販売できるプラットフォームを提供しており、ユーザーは多様な商品を比較して購入できます。
特徴
Qoo10では、美容・コスメやファッション、食品、スポーツ用品、家電など多岐にわたる商品を取り扱っています。
また、Qoo10はユーザーがよりお得に買い物できるよう、さまざまなセールやキャンペーンも展開しています。ポイントシステムの導入や積極的な割引クーポンの配布などは、Qoo10ならではの特徴です。
とくに、定期的に開催される「メガ割」というイベントは、Qoo10を代表するセールのひとつです。イベント期間中には、特別な割引クーポンが提供され、それらを活用することで、通常よりもさらにお得な価格で商品が購入できます。
また、会員登録時にクーポンがもらえる新規会員向けのプロモーションや、誕生日を迎えたユーザーへの割引クーポン配布など、ユーザーに還元する特典も充実しています。
さらに、Qoo10は共同購入制度を導入しており、複数のユーザーが一緒に購入することで、よりお得な価格で商品を手に入れられるのも特徴のひとつです。
ユーザー層
Qoo10は、多様な年齢層・性別のユーザーが利用していますが、とくに20代から40代の女性ユーザーが中心です。
ファッションや美容、コスメといったカテゴリーが人気で、これらの商品を求める若い女性に支持されています。
ユーザーは値段やお得感を重視する傾向があり、Qoo10が提供するセールやクーポンを活用して、コストパフォーマンスの高い買い物を楽しんでいます。
また、韓国や日本の商品が豊富であることから、これらの国の商品に興味をもつユーザーにも人気があります。Qoo10は、日本国内を含むアジア地域全体で広く利用されており、さまざまな興味やニーズに応える商品ラインナップを提供することで、幅広い層にアピールが可能です。
売れやすい商品・カテゴリー
Qoo10で売れやすい商品・カテゴリーは、美容・化粧品です。なかでも、韓国のコスメやスキンケア製品は、品質とトレンド感が高く評価されていて、常に高い人気を誇っています。
また、ファッションカテゴリーも人気があり、韓国のトレンドを反映したアクセサリーや衣類がよく売れています。さらに、家電・ガジェットも注目されていて、なかでもスマートフォンのアクセサリーやイヤホンなどが人気です。
日用品や食品も売れ筋で、特に韓国のお菓子や食品がよく売れています。これらの商品は、定期的におこなわれるセールや割引クーポンと組み合わせて購入することで、お得に購入できるのも多くのユーザーがQoo10を利用する理由のひとつです。
Qoo10とほかのECモールとの違い
Qoo10とほかのECモールには、どのような違いがあるのでしょうか。
出店者側から見たQoo10・Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの違いを表で確認してみましょう。
ECモール名 | Qoo10 | Amazon | 楽天市場 | Yahoo!ショッピング |
---|---|---|---|---|
ユーザー人数 | 2,300万人 | 4,729万人 | 5,104万人 | 2,288万人 |
ユーザーの属性 | ・10代~30代がもっとも多い ・女性の割合が多い | ・35~49歳がもっとも多い ・男性の割合がやや多い | ・35~49歳がもっとも多い ・女性の割合がやや多い | ・35~49歳がもっとも多い ・男女の割合はほとんど同じ |
売上高 | 公開なし | 3兆1958億7600万円 | 1兆9278億7800万円 ※グループサービスを含む | 1兆6946億円 ※グループサービスを含む |
出店形態 | テナント型 | マーケットプレイス型 | テナント型 | テナント型 |
出店数 | 21,400店舗 | 約30万店舗 | 約56,000店舗 | 約120万店舗 |
配送代行サービス | QWMSサービス | FBA(フルフィルメント by Amazon) | RSL(楽天スーパーロジスティクス) | なし |
サポート体制 | ・オンライン講座 ・集客 ・販売促進 ・一元管理システム ・フルフィルメント(物流代行) | ・ECコンサルタント ・オンラインセミナー ・Amazon出品大学 ・FAQ | ・ECコンサルタント ・楽天大学 | ・コールセンター ・メール相談 |
この表から、Qoo10はほかの大手ECモールと比べると会員数や出店数が少ないことがわかります。また、ユーザーの属性がほかのECモールと比較すると、若年層です。
こうして特徴を知ることで、販売戦略が立てやすくなります。以下に大手ECモールとの違いを詳しく解説します。
Amazonとの違い
Amazonは、世界最大級のECモールです。幅広い商品カテゴリを取りそろえており、家電からファッション、日用品などがワンクリックで購入できます。
レビューシステムが充実しているため、購入する際にほかの購入者の意見を参考にできる点も魅力です。さらに、Amazon独自の「プライムデー」や「タイムセール」というセールイベントもあって、ユーザーにお得な買い物体験を提供しています。
Qoo10とAmazonの違いは、Amazonには「定期おトク便」があるという点です。このサービスを使えば、「最大10%オフ+通常発送のため送料無料」で定期的に自動で日用品などを届けてくれます。
Amazonでは、価格よりも品質を重視して買い物をするユーザーが多いのに対し、Qoo10ではお得に買い物をすることを重視したユーザーが多いことも違いのひとつです。
また、「プライム会員」向けの特典が充実している点は、Amazonの特徴として挙げられます。プライム会員は、即日・翌日配送が無料、プライムミュージックでの音楽ストリーミング、プライムビデオでのドラマや映画の視聴などが利用できる特典があります。
プライム会員になるためには、月額税込600円(年間プランは税込5,800円)が必要です。このようなサービスはQoo10にはないため、Amazonとの違いといえるでしょう。
Amazonの売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行やコンサルティングの活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
以下の記事では、Amazonに精通した運用代行会社やコンサルティング会社を徹底比較していますので、依頼先の検討にぜひお役立てください!
楽天市場との違い
楽天市場は、1997年に創業された日本最大級のECサイトで、出店者が直接利用者に販売できるモール型サービスを提供しています。
日用品や食品、家電、ファッションなど、豊富な商品カテゴリーを取りそろえていて、各ショップが独自のセールやポイント還元キャンペーンをおこなっています。
楽天市場では、ユーザーに応じた特典やクーポンが豊富で、誕生日など特定のキャンペーン時にポイントアップが期待できるのも特徴のひとつです。楽天ポイントは次回の買い物に使えるほか、楽天グループが運営するさまざまなサービスで使えます。
楽天市場は、Qoo10同様、会員のランク制度を導入しています。ランクによってはイベントやセール時に高いポイント還元が可能です。
Qoo10と楽天市場の大きな違いは、商品ラインナップとサービスの特色にあります。Qoo10は韓国の商品が豊富で、なかでも美容・ファッション関連に強みがあり、楽天市場は日本国内のショップが中心で幅広い商品カテゴリが揃っています。
Qoo10は、独自のクーポンやセール、オークション形式のタイムセールなど、ユニークな買い物体験ができます。一方、楽天市場は楽天ポイントを使ったお得な買い物ができる点が特徴です。
楽天市場の売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行やコンサルティングの活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
以下の記事では、楽天市場に精通した運用代行会社やコンサルティング会社を徹底比較していますので、依頼先の検討にぜひお役立てください!
Yahoo!ショッピングとの違い
Yahoo!ショッピングは、日本国内で人気のあるECモールのひとつで、多彩な商品カテゴリーが魅力です。
食品からファッション、家電まで幅広いニーズに対応していて、とくに「Yahoo!プレミアム会員」や「ソフトバンクユーザー」向けの特典が充実しています。
また、TポイントやPayPayポイントが利用でき、ポイントを効率的に貯めて使える点も魅力です。さらに、定期的に開催される「PayPay祭り」や「タイムセール」など、独自のキャンペーンがあり、多くのユーザーに支持されています。
Yahoo!ショッピングとQoo10は、Yahoo!ショッピングは無料で出店できる一方、Qoo10は決済手数料が発生するという点では異なります。
また、Yahoo!ショッピングは多彩な商品カテゴリを展開しており、ポイント還元やTポイントとの連携が魅力です。一方、Qoo10は韓国発のプラットフォームで、とくに韓国コスメやファッションに強みを持ち、頻繁に割引イベントが開催されます。価格競争力やイベントの多さがQoo10の魅力です。
Yahoo!ショッピングの売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行やコンサルティングの活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
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・Yahoo!ショッピング運用代行・運営代行おすすめ20社比較!選び方も解説
・Yahoo!ショッピングコンサルおすすめ人気29社比較!選び方も解説
Qoo10に出店する4つのメリット
Qoo10の特徴とほかのECモールとの違いを解説したところで、次にご紹介するのはQoo10に出店するメリットです。
- 初期費用・月額費用がかからない
- メガ割やクーポンなど販売促進をおこないやすい
- 低コストで広告を出稿できる
- 海外に向けて販売できる
4つのメリットについて、わかりやすく解説します。
初期費用・月額費用がかからない
一般的にECモールへ出店する場合、初期費用や月額費用がかかることが多いですが、Qoo10ではこれらの費用がかかりません。
出店者は商品登録や販売活動に専念でき、リスクを抑えた形でEC販売を開始できます。ほかのECモールと比較すると、ランニングコストを最小限に抑えられるのはメリットです。
費用の負担が少ないことから、個人や小規模事業者でも参入しやすく、多様な商品ラインナップが揃うQoo10のマーケットプレイスが形成されています。
メガ割やクーポンなど販売促進をおこないやすい
Qoo10は、メガ割やクーポンなどの販売促進が行いやすいECモールです。「メガ割」などの大規模セールを定期的に実施しており、出店者は参加することで商品を効果的にアピールできます。
また、クーポンを提供する仕組みも充実しているため、出店者が独自の割引クーポンを設定し、顧客にアプローチしやすくなっています。ユーザーの購入意欲を刺激し、販売促進に繋げることが可能です。
さらに、Qoo10はプラットフォーム全体での集客力が高く、とくにセール期間中は多くのユーザーが訪れるため、出店者にとって販路拡大の絶好の機会となります。
低コストで広告を出稿できる
Qoo10では、出店者向けに広告ツールが整備されており、手軽にプロモーション活動が行えます。
とくに、予算に応じて選択できる「プレミアム広告」や「ディスプレイ広告」など、商品の露出を高めるための広告オプションが豊富です。
さらに、広告の出稿や管理は簡単で、広告効果をリアルタイムで確認しながら運用の調整が可能です。低コストでプロモーションができるのは、中小規模の出店者にとってうれしいポイントで、商品を広く認知させて売上を拡大するチャンスが増えます。
広告コストの負担が少ないこと、柔軟な広告戦略が展開できる点は、Qoo10出店の大きな魅力です。
海外に向けて販売できる
Qoo10は、海外販売機能(QExpress)を追加するだけで、越境ECへの参入がしやすくなります。翻訳や決済、配送をワンストップで代行してくれるので安心です。
しかも、海外ECサイトへの出品登録や設定が不要で、出品者はQoo10のもつ日本国内倉庫に商品を入庫するだけです。海外ユーザーからの注文が入った場合は、Qoo10が倉庫から発送する手続きまでおこなってくれます。
QExpressの利用は費用がかからず、国内のユーザー向けに出品するのと同じ感覚で越境ECがはじめられるため、越境ECを検討してる事業者には大きなメリットになるでしょう。
Qoo10に出店する際に気をつけたい4つのデメリット
Qoo10出店の際に注意しておきたいのは、以下の4つのデメリットです。
- 大手ECモールより集客力が弱い
- プロモーションの質が売上に直結する
- サポート体制への課題
- 価格競争が起きやすい
デメリットを理解し、Qoo10出店の際に対策を講じましょう。
大手ECモールより集客力が弱い
Qoo10は、Amazonや楽天市場などの大手ECモールと比べると、知名度で低いといえるでしょう。
Qoo10の利用層は10代~30代の女性が多いため、若い女性向けの商品は売れやすい傾向にありますが、ほかのターゲット層にアプローチするためには出店者側が積極的に工夫を凝らす必要があります。
プロモーションの質が売上に直結する
Qoo10では、出店者自身で広告やセールイベント、クーポンなどのプロモーションを運用することが求められます。
プロモーションを効果的に実施しないと、自社商品が埋もれてしまい売上が伸び悩むおそれがあります。とくに、美容やコスメなど競合が多いカテゴリーでは、魅力的な価格設定やタイムセールなど、目を惹くプロモーションが必要です。
また、プロモーションがうまくいかないと、ユーザーの関心を引きつけられず、広告費やキャンペーンコストが無駄になるリスクがあります。
Qoo10では、出店者自身がマーケティング力を高めて効果的なプロモーションを行うことが成功の鍵です。
サポート体制への課題
Qoo10のサポート体制は、連絡手段や対応時間が限られていることから(カスタマーセンターは土日祝日を除く9時~18時)、緊急時に対応してもらえないことがあります。そのため、大手ECモールに比べると十分でないと感じる場合があるでしょう。
とくに、技術的なサポートやトラブル対応に関して、迅速な対応が期待できないことがあるため、出店者が自力で問題解決を求められることがあります。
対応の遅れが顧客満足度や売上に影響を与える可能性を考えると、サポートの不十分さはQoo10出店のデメリットとなるかもしれません。
価格競争が起きやすい
Qoo10は多くの出店者が集まるプラットフォームで、同じ商品や類似商品が多数販売されているため、価格競争が激化しやすい環境です。
とくに、ユーザーが価格に敏感な商品カテゴリーでは、ほかの出店者よりも低価格で提供しないと選ばれにくくなることがあります。価格を下げることで競争に勝とうとすると、利益率が低下し、持続可能なECモール運用が難しくなるリスクがあります。
また、頻繁に行われるセールやクーポン配布によっても、価格競争がさらに激化し収益性の低下を招く可能性があります。
Qoo10では価格競争に巻き込まれやすいというデメリットがあるため、慎重な価格設定と差別化戦略が必要です。
Qoo10への出店方法・流れ【4ステップ】
Qoo10に出店するためには、以下の流れでおこないます。
- 出店登録
- 書類審査
- 出店審査
- 商品登録
出店方法と流れを事前に把握しておくことで、スムーズに手続きがおこなえるでしょう。ここからは、Qoo10への出店方法と流れを4つのステップに分けて解説します。
Qoo10の出店方法や販売までの流れは以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
1.出店登録
Qoo10に出店する際におこなうのは、出店登録です。会員登録は、Qoo10公式サイトの最下部にある「出店者登録」をクリックし、ページ右上の「会員登録」からおこないます。
必要事項を入力し、利用規約/個人情報保護方針の内容を確認しチェックを入れたら、会員登録をして次に進みます。
次におこなうのは、メールアドレスの認証です。入力したメールアドレスに認証要求メールが届くので、確認したら「メールアドレスを認証する」をクリックすると認証が完了します。
登録したメールアドレスとパスワードを入力し、ログインをクリックすると、「出店者登録」画面に遷移しますので、必要事項を入力しましょう。
出店者利用規約を確認し、同意欄にチェックをした状態で登録をクリックします。正常に登録が完了したら連絡先に記載したメールアドレスに登録完了メールが届きます。
2.書類審査
次に、書類審査のための登録を進めていきます。まず、販売者の必須情報として、クレジット会社への情報提出義務により、販売者情報を入力します。入力が終わったら「登録して次へ」をクリックしましょう。
ショップの情報、配送情報、鋼材/精算情報を入力し、必要書類をアップロードしたら3営業日以内に受付が完了します。
【法的身分証明書の写しについて】
法人の場合 | 履歴事項全部証明書(3ヶ月以内に発行されたものに限る) |
---|---|
個人の場合 | 運転免許証(裏表両面)、マイナンバーカードのうちどれか1つ |
個人事業主の場合 | 個人事業の開業・廃業等届出書 |
3.出店審査
入力が完了したら出店審査(書類審査)に進みます。完了までにかかる日数は、およそ7営業日以内です。
出店審査の進行状態は、Qoo10の販売管理ツールであるQSMの基本情報より確認できます。
4.商品登録
出店審査が完了したら、ショップページを作成して商品を登録します。商品登録をする場合は、Qoo10の管理画面である「QSM」にログインが必要です。
商品登録の前に送料設定をおこないます。商品登録の詳しい方法はQSMヘルプをご覧ください。
Qoo10の出店費用・手数料
Qoo10のメリットの項目でも触れましたが、Qoo10は初期費用と月額固定費が無料で、販売額に応じた手数料のみ発生します。
販売手数料は、カテゴリー別に6~10%(決済手数料込み)となっています。販売額の合計に、手数料率をかけた金額が販売手数料です。
2024年8月現在の販売手数料は、以下の表の通りです。
カテゴリー | 手数料 |
---|---|
レディースファッション | 10% |
ビューティー・コスメ | 10% |
メンズ・スポーツ | 6%~10% |
家電・PC・ゲーム | 8%~10% |
スマホ・イヤホン | 8%~10% |
日用品・生活 | 6%~10% |
食品・サプリ・飲料 | 6%~10% |
ベビー・キッズ | 9%~10% |
エンタメ・eチケット | 6%~10% |
販売手数料は、「販売金額の合計(商品価格+オプション価格+送料)×販売手数料」で計算されます。
たとえば、合計金額3,000円のコスメが売れた場合の販売手数料は、以下の通りです。
販売金額の合計=3,000円コスメカテゴリー(10%)の場合3,000円×10%=300円(販売手数料)300円×10%=30円(消費税)手数料合計:330円(消費税込) |
また、Qoo10では上記のほかに「メガ割」対象商品は、「メガ割システム利用料」としてプラス1%の手数料が追加される「追加手数料」が発生するケースがあります。
このほかの追加手数料については、以下のページをご確認ください。
Qoo10出店の費用や手数料は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Qoo10出店を成功させる6つのポイント
Qoo10出店を成功させるためには、以下の6つのポイントがあります。
- SEOで検索からの流入を増やす
- メイン画像でユーザーを惹きつける
- ショップページや特集ページを充実させる
- セールに参加する
- クーポンを活用する
- 広告を効果的に活用する
これらを意識しておこなうと、売上アップを期待できます。
SEOで検索からの流入を増やす
Qoo10でのSEO対策は、検索からの流入を増やし売上を向上させるために重要です。
まず、商品タイトルに主要なキーワードを含めて、ユーザーの検索にヒットしやすくします。商品説明には、詳細かつ具体的な情報を記載し、関連キーワードを自然に織り交ぜることにより、検索エンジンの評価が高まります。
さらに、正確なカテゴリに商品を登録することでユーザーが商品を見つけやすくなり、SEO効果が向上します。
Qoo10独自のSEOツールやプロモーション機能を活用し、効果的に商品をアピールすることが大切です。
メイン画像でユーザーを惹きつける
Qoo10で成功するためには、メイン画像が重要な役割を果たします。
ユーザーは商品ページに訪れた際、最初に目にするのがメイン画像です。このときにユーザーの興味を惹くことができたら、商品購入につながる可能性が高まります。
メイン画像は商品を魅力的に見せるのはもちろん、商品の特徴や使い方を視覚的に伝えることが求められます。
背景や構図にも気を配り、クオリティの高い画像を使うことにより、プロフェッショナルな印象を与えられます。また、複数の画像で異なる角度やシーンで商品を見せることも効果的です。
ショップページや特集ページを充実させる
ショップページや特集ページを充実させることも、Qoo10の成功につながります。これらのページは、ブランドや商品の魅力を一貫して伝え、ユーザーに信頼感を与える役割を果たします。
ショップページには、ブランドのストーリーやこだわり、代表する商品やサービスを明確に表現し、ユーザーがショップ全体の雰囲気を理解できるように工夫しましょう。
また、ページを定期的に更新することにより、新鮮さを保ちユーザーの関心を惹き続けることができます。
特集ページでは、季節やイベントにあわせたテーマで商品を紹介すると効果的です。関連商品をまとめて表示すれば、ユーザーの購買意欲を刺激でき、商品を複数購入してもらえるチャンスを広げられます。
ショップページや特集ページを充実させることは、ショップ全体の売上アップにつながります。
セールに参加する
セール期間中は、Qoo10全体のトラフィックが増加し、多くのユーザーが割引商品を探しています。そのため、セールに参加すれば普段より多くの人の目に留まり、新規顧客の獲得チャンスがあります。
セール時には、人気商品や売れ筋商品を割引対象にすると、商品の露出が増えて売上を大幅に伸ばしやすいです。また、セール用のまとめ売りや個数限定などで、ほかのショップとの差別化を図り、顧客の購買意欲をさらに引き出させます。
セールは、短期間での売上増加だけではなく、長期的な顧客獲得にもつながるため、積極的に参加することが成功の鍵です。
クーポンを活用する
クーポンはユーザーにとってお得感を与え、購買意欲を刺激するツールとして強力です。適切なクーポンを提供することで、購入を後押ししてリピーターの獲得にもつながります。
たとえば、期間限定の割引クーポンや、一定額以上の購入で使えるクーポンを発行することで、ユーザーは商品を購入する理由が増え、購入単価が向上する可能性があります。また、新規顧客獲得の方法として初回購入者限定のクーポンは効果的です。
クーポンはプロモーションの一環としても利用でき、セールやキャンペーンと組み合わせることでさらなる効果が期待できます。
広告を効果的に活用する
Qoo10で成功するためには、広告を効果的に活用することが重要です。Qoo10には多様な広告オプションがあり、それぞれ異なるターゲット層にアプローチできます。
たとえば、検索広告を活用すると特定のキーワードに関連する商品がユーザーの検索結果に上位表示され、クリック率が向上します。また、ディスプレイ広告やバナー広告を利用すれば、より多くのユーザーに商品やショップを認知させられます。
さらに、セールやキャンペーン期間中に広告を集中的に出稿することで、短期間でのアクセス増加が期待できます。
広告の効果を最大化するためには、ターゲット設定や予算配分を適切に行い、定期的に広告パフォーマンスを分析して改善を図ることが重要です。こうした広告戦略を駆使することで、Qoo10での売上や集客力を大きく伸ばせます。
Qoo10への出店を成功させよう
Qoo10への出店を成功させるためには、いくつかの重要なポイントを押さえることが必要です。
- SEO対策で検索流入を増やす
- 魅力的なメイン画像でユーザーの目を引く
- ショップページや特集ページを充実させ、ブランドの魅力をしっかり伝える
- セールやキャンペーンに積極的に参加する
- クーポンや広告を効果的に活用する
これらの戦略をバランスよく実施して定期的に結果を分析・改善していくことがQoo10出店の成功につながります。
Qoo10の特徴や費用などを正しく理解し、出店のメリットを最大限に生かして、自社商品の販売に取り組みましょう。
しるし株式会社では、Qoo10の売上拡大やリソース確保などをかなえるべく、運用代行やコンサルティングを提供しています。
まるっと任せられる運用代行のほか、広告運用や転売対策、各種データ分析などで、Qoo10運用を柔軟に支援しているのが特徴です。
- Qoo10でEC販売をはじめたいもののノウハウがない
- Qoo10に出店しているが売上が伸びない
上記のように、Qoo10運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。