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Amazon広告3種類の出し方(出稿方法)を解説|始め方から運用、効果的ポイントも

Amazonには購入意欲の高いユーザーが多く集まるため、Amazon広告の有効活用は売上の拡大に直結します。

ただし、Amazon広告を出稿するには、手順を踏む必要があるため、始め方を理解しましょう。

この記事では、3種類のAmazon広告に関して、広告の出し方(広告種類の選択から広告配信までの手順)を解説します。運用に効果的なポイントもご紹介しますので、Amazon広告の始め方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

Amazonの売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行やコンサルティングの活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。

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目次

Amazon広告の始め方|広告の種類と必要な準備について

まずは、Amazon広告の始め方を解説します。Amazon広告を出稿するにあたり、広告の種類や必要な準備について理解しておきましょう。

Amazon広告の種類

Amazon 広告

Amazonで利用できる内部向け広告の種類は、以下の3つです。目的や商品に応じて最適な広告タイプを選択しましょう。

広告の種類表示エリア
スポンサードプロダクト広告検索結果ページや商品詳細ページ
スポンサードブランド広告検索結果ページの上部や商品詳細ページ
スポンサードディスプレイ広告TOPページ・検索結果ページ・商品詳細ページ・おすすめ商品下部・カスタマーレビュー横や外部サイト

各広告の特徴は下記の記事で詳しくまとめていますので、ご参照ください。

広告を出すために必要な準備

Amazonで広告を出稿するには、以下の準備が必要です。

  • Amazon出品用アカウントの登録
  • Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録
  • Amazonブランド登録(スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ)

Amazon出品用アカウントの登録

Amazon広告を出稿するには、Amazon出品用アカウントへの登録が必要です。出品用アカウントには以下の2種類が存在し、広告を出稿できるのは「大口出品」のみとなります。

小口出品1商品あたり100円+販売手数料
大口出品月額4,900円(税別)+販売手数料

「大口出品」「小口出品」の違いや出品用アカウントの登録方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録

Amazon ads(Amazon Advertising)は、Amazonの広告プラットフォームです。

Amazon adsアカウントの登録には「すでに作成済みの出品用アカウント」が必要で、両アカウントをリンクさせることで広告の出稿が可能となります。

Amazon adsの登録は、Amazon ads公式HPの「登録」から可能です。指示に従って進めるだけで簡単に登録できますので、登録を済ませましょう。

登録完了後、Amazon広告のキャンペーン作成や運用が可能になります。

Amazonブランド登録

スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告を利用するには、Amazonブランド登録が必要となります。

Amazonブランド登録とは、Amazon上で独自ブランドの商品を販売する際に、事前にブランド情報などを登録できるサービスのことです。

スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告を利用する場合は、登録を済ませておきましょう。

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【Amazon広告その1】スポンサープロダクト広告の出し方

1種類目のAmazon広告として、「スポンサープロダクト広告」の出し方を解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. キャンペーンの入札戦略を選択する
  3. 広告グループを設定する
  4. ターゲティングを設定する

キャンペーンの基本項目を入力・選択する

まずは、Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックしましょう。

Amazon スポンサープロダクト広告 キャンペーン

すでに、ひとつでもキャンペーンを作成している場合は、セラーセントラルから「広告キャンペーンマネージャー」を選択し、「キャンペーンを作成する」をクリックしましょう。(スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告も同様です)

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、スポンサープロダクト広告を選択します。

Amazon スポンサープロダクト広告 キャンペーン

キャンペーンの設定画面が表示されたら、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、1日の予算を入力しましょう。

Amazon スポンサープロダクト広告 キャンペーン

キャンペーンの入札戦略を選択する

続いて、キャンペーンの入札戦略を選択します。

入札戦略のパターンは3種類あり、それぞれの特徴は以下の通りです。

動的な入札 – ダウンのみAmazonがコンバージョンの見込みが低い場合に入札額を自動的に下げる戦略。広告費用を抑えられます
動的な入札 – アップとダウンAmazonがコンバージョンの見込みが高い場合に入札額を自動的に上げ、見込みが低い場合には下げる戦略。広告効果を最大化できます。
固定額入札広告主が設定した入札額が一定で変動しない戦略。広告主が入札額をコントロールできます。
Amazon スポンサープロダクト広告 キャンペーン
Amazon スポンサープロダクト広告 キャンペーン

「動的な入札額 – ダウンのみ」「固定額入札」の2つは広告費用をコントロールしやすいため、低予算での運用が可能です。

各戦略の特徴を理解し、目的に合った戦略を選ぶようにしましょう。

また、掲載枠ごとの入札額の自動調整も可能です。

検索結果トップ、または商品ページの広告枠に表示させるために、入札額を自動的に引き上げる設定を最大10倍まで設定できます

ただし、前項の入札戦略と重複して反映されるので、意図しない入札額にならないように注意してください。

広告グループを設定する

続いて、広告グループを作成し、広告グループ名を決めます。

広告グループとは、広告を出す商品をまとめた単位で、広告グループの設定によってキャンペーンを効率的に整理できます。

Amazon スポンサープロダクト広告 広告グループ

広告掲載する商品の数が少なく、さらにそれぞれの商品の関連性が高い場合は、1つの広告グループにまとめてしまっても問題ありません。

商品が多数ある場合は、関連性のある商品やターゲティングごとに分類し、広告グループを作成しましょう

広告グループを複数に分けることで、グループごとに異なるターゲティングができます。

ターゲティングを設定する

最後に、ターゲティング設定を行います。

ターゲティングには、オートターゲティング(自動ターゲティング)マニュアルターゲティング(手動ターゲティング)の2種類があり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

ターゲティングの種類特徴
オートターゲティング(自動ターゲティング)自動的に関連性の高いキーワードや商品(ASIN)を選定し、広告配信を行う手法
マニュアルターゲティング(手動ターゲティング)広告主が自分で選んだキーワードやターゲットに基づいて広告配信を行う手法

オートターゲティング

オートターゲティングを利用する際は、まずターゲティング設定画面で「オートターゲティング」を選択します。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

次に入札額の初期値を設定しましょう。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

また、より詳細にターゲティンググループ別の入札額の設定も可能です。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

マニュアルターゲティング

マニュアルターゲティングを利用する際は、ターゲティング設定画面から「マニュアルターゲティング」を選択します。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

マニュアルターゲティングには、キーワードターゲティングと商品ターゲティングがあります。

まず、キーワードターゲティングを利用する場合は、マニュアルターゲティング設定画面から「キーワードターゲティング」を選びましょう。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

キーワードターゲティングでは、関連性の高いキーワードを選択すると、検索結果や商品詳細のページに商品を表示できます。

キーワードのマッチタイプが3通りあるので、目的に合わせてタイプを選びましょう。

マッチタイプ特徴
部分一致設定したキーワードに部分的に一致している場合や一致しなくとも関連しているキーワードに広告を配信できる
・一致範囲が広く、幅広く広告を配信できる
フレーズ一致設定したキーワードに関連する語句に一致している場合に広告を配信できる
・部分一致よりも範囲が狭いが、確度の高いユーザーに広告を配信できる
完全一致設定したキーワードに完全一致した場合に広告を配信できる
・最も範囲は狭いが、キーワードに対してピンポイントに広告を配信できる

商品ターゲティングを利用する場合は、マニュアルターゲティング設定画面から「商品ターゲティング」を選びます。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

商品ターゲティングは、カテゴリーターゲティングとASINターゲティングに分けられます。

カテゴリーターゲティングでは、Amazonが設定している商品カテゴリーから該当するカテゴリーを選択すると、カテゴリー内の商品に対して広告を配信できます。ブランドや価格帯など、細かい絞り込みも可能です。

ASINターゲティングでは、広告を掲載させたい商品のASINを設定できます。自社の他の商品ページなどに広告を配信し、該当商品とのアップセルまたはクロスセルを促進したり、競合商品ページへのリプレイスを狙った配信も可能です。

除外ターゲティング

スポンサープロダクト広告では、除外ターゲティングが利用できます。

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

除外ターゲティングとは、特定のキーワードに対して広告を配信しないための設定です。

無駄な広告配信によるコストを削減したり、キャンペーン同士のターゲティング重複を避けたりする際に活用されます。

また、ブランドやASINを指定して、広告配信の対象外に設定することも可能です。

【ブランドで除外】

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング

【ASINで除外】

Amazon スポンサープロダクト広告 ターゲティング
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【Amazon広告その2】スポンサーブランド広告の出し方

2種類目のAmazon広告として、スポンサーブランド広告の出し方について解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. 広告グループを設定する
  3. ターゲティングを設定する
  4. 広告(クリエイティブ)を設定する

キャンペーンの基本項目を入力・選択する

Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックします。

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、スポンサーブランド広告を選択してください。

Amazon スポンサーブランド広告 キャンペーン

設定画面で、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、予算を入力します。

Amazon スポンサーブランド広告 キャンペーン

入札形式は、自動入札のオンオフのみです。スポンサープロダクト広告における「動的入札-ダウンのみ」に似た動きで入札が行われます。

Amazon スポンサーブランド広告 キャンペーン

広告グループを設定する

次に、広告グループを設定します。広告グループ名を設定する方法は、スポンサープロダクト広告と同じです。

Amazon スポンサーブランド広告 キャンペーン

続いて、広告フォーマットを選択しますが、以下の3種類から選択可能です。

  • 商品コレクション
  • ストアスポットライト
  • 動画

それぞれの特徴を詳しくチェックしていきましょう。

商品コレクション

Amazon スポンサーブランド広告 商品コレクション

商品コレクションとは、最大3点まで商品を表示でき、リンク先をAmazonストアや指定のランディングページに指定できるフォーマットです。

Amazonストアとは、Amazon上に自社商品やサービスを紹介するカスタムページを公開できる機能のことです。

ストアを作成していれば、商品を検討しているユーザーに対し、自社の魅力やブランドの拘りや本質的な価値などを伝えることができるため、ブランドの認知拡大やブランド全体でのクロスセルにも最適です。

Amazonストアの作り方や活用事例については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

ストアスポットライト

Amazon スポンサーブランド広告 ストアスポットライト

ストアスポットライトとは、ストアページ内の特定ページをアピールする広告フォーマットです。ブランドの認知度アップやストアの各ページへのトラフィック増加に効果を発揮します。

動画

Amazon スポンサーブランド広告 動画

「動画」は動画コンテンツを用いた広告フォーマットです。動画によってテキストや静止画よりも情報量が多いコンテンツで、ブランドや商品を宣伝できます

ターゲティングを設定する

ターゲティング設定は、スポンサープロダクト広告と同様です。3つのターゲティングについて、簡単に手順を解説します。

キーワードターゲティング

ターゲティング設定画面で「キーワードターゲティング」を選択します。フィルター条件から「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」から該当するものを選びましょう。

Amazon スポンサーブランド広告 ターゲティング

商品ターゲティング

ターゲティング設定画面で「商品ターゲティング」を選択し、カテゴリーターゲティングを行う際は「カテゴリー」、ASINターゲティングを行う際は「個々の商品」を選びましょう。

Amazon スポンサーブランド広告 ターゲティング

除外ターゲティング

除外ターゲティング設定画面から除外キーワードターゲティングまたは除外商品ターゲティングを選択します。

除外キーワードターゲティングを利用する場合は、除外したいキーワードを入力しましょう。

Amazon スポンサーブランド広告 ターゲティング

除外商品ターゲティングを利用する場合は、「ブランドを除外」または「商品の除外」を選び、ブランドかASINでターゲティングから除外する商品を決定しましょう。

Amazon スポンサーブランド広告 ターゲティング

広告(クリエイティブ)を設定する

最後に、スポンサーブランド広告で配信するクリエイティブを設定します。

まずは任意の広告名を設定しましょう。

Amazon スポンサーブランド広告 ターゲティング

続いて、広告フォーマット別にクリエイティブ設定を解説します。

商品コレクションの場合

商品コレクションを選択した場合は、以下の項目を設定します。

Amazon スポンサーブランド広告 商品コレクション
※実際の画面では商品画像が表示されます
ロゴブランドのロゴの画像を設定する
ブランド名表示させたいブランド名を全角30文字以内で入力する
見出しロゴや商品と一緒に表示したい全角35文字以内で入力する
カスタム画像広告に表示される画像。テキストなし、ランディングページと矛盾しないなどの条件あり
商品表示させる商品を3つまで選択可能

上記はプレビューが表示されますので、その都度確認しながら作成が可能です。

ストアスポットライトの場合

ストアスポットライトの設定項目は、ロゴ、ブランド名、見出し、ストアページの4つです。「ストアページ」には、誘導したいページを登録します。

Amazon スポンサーブランド広告 ストアスポットライト

動画の場合

「動画」を利用する場合は、広告で配信する動画のアップロードと商品の設定のみです。

Amazon スポンサーブランド広告 動画

なお、動画のガイドラインが定められているので、必ず遵守しましょう。

Amazon Adsでは、動画のガイドラインにフォーマットや品質などの要件をまとめています。動画を広告に使用する際は、あらかじめガイドラインを確認してください。

amazon ads|スポンサー広告のガイドラインおよび承認ポリシー

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【Amazon広告その3】スポンサーディスプレイ広告の出し方

3種類目のAmazon広告として、スポンサーディスプレイ広告の出し方について解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. 広告グループを設定する
  3. ターゲティングを設定する
  4. 広告クリエイティブを選択する

キャンペーンの基本項目を入力・選択する

スポンサーディスプレイ広告を設定する際も、まずはじめにキャンペーン設定を行います。

設定画面で、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、1日の予算を設定しましょう。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 キャンペーン

広告グループを設定する

次に広告グループを設定しますが、まず広告グループ名を入力しましょう。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 広告グループ

広告グループ設定は、以下の3ステップで進めていきます。それぞれのステップを詳しくチェックしていきましょう。

  1. 「入札額の最適化」からいずれかを選択する
  2. 広告フォーマットを選択する
  3. 宣伝商品を選択する

「入札額の最適化」からいずれかを選択する

「入札額の最適化」では、3つのパターンからひとつ選択できます。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 入札
リーチ拡大を目的とした最適化広告の露出を増やして多くのユーザーにアピールすることを目的にした方法
ページの訪問数に合わせた最適化ページを訪れるユーザー数を増やすことを目的にした方法
コンバージョンに合わせた最適化広告からの購入や目標とするアクションの達成を増やすことを目的にした方法
※リーチ拡大の課金形式はビューアブルインプレッション1000回あたりの費用

それぞれの特徴を理解し、目的に合った戦略を選びましょう。

広告フォーマットを選択する

次に、広告フォーマットを「画像」または「動画」から選択します。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 広告フォーマット

「画像」はクリエイティブに画像を使用できる広告フォーマットで、任意の画像を設定可能です。

「動画」は動画コンテンツをクリエイティブに使用でき、1つの広告に複数の商品を登録できます。複数登録した場合、表示される商品はランダムです。

宣伝商品を選択する

次に、広告を掲載する商品を選択します。商品名・ASIN・SKUなどで検索し、広告を配信したい商品を選びましょう。

ターゲティングを設定する

スポンサーディスプレイ広告で利用できるターゲティングは、コンテキストターゲティングとオーディエンスターゲティングのいずれかです。

それぞれの特徴と設定方法を解説します。

コンテキストターゲティング

コンテキストターゲティングとは、カテゴリーや商品、類似商品を設定し、それぞれのページに広告を表示するターゲティングです。

以前の名称は「商品ターゲティング」であったため、スポンサープロダクトやスポンサーブランドの商品ターゲティングをイメージするとわかりやすいでしょう。

コンテキストターゲティングでは、「カテゴリー」を選択するとカテゴリーターゲティング「個々の商品」を選択するASINターゲティングを利用できます。

【カテゴリーターゲティング】

Amazon スポンサーディスプレイ広告 ターゲティング

【ASINターゲティング】

Amazon スポンサーディスプレイ広告 ターゲティング

オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングとは、過去に商品を閲覧、購入した履歴のあるユーザー、または、Amazonでの購買行動に基づき作成された独自のオーディエンスセグメントに該当するユーザーに広告を出すターゲティングです。

オーディエンスターゲティングには3つのパターンがあり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 ターゲティング

Amazonオーディエンスは、AmazonやPrime Videoなどのショッピングシグナルに基づいたオーディエンスセグメントを活用し、関連性の高いオーディエンスにリーチできます。

リマーケティングとは、一度商品詳細ページに訪問または購入したことのあるユーザーに対して、再度アプローチするターゲティングです。ルックバック期間は、閲覧の場合最大90日、購入の場合最大365日まで設定可能です。

広告クリエイティブを選択する

最後に、広告クリエイティブを設定します。

広告フォーマットに合わせて、必要な項目を設定していきましょう。

画像の場合

広告フォーマットで「画像」を選択した場合は、以下の項目を設定しましょう。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 画像
※実際の画面では商品画像が表示されます
ロゴブランドのロゴの画像を設定する
見出しロゴや商品と一緒に表示したいテキストを50文字以内で入力する
画像広告に表示される商品やブランドをアピールする画像を設定する

上記はプレビューが表示されますので、その都度確認しながら作成が可能です。

動画の場合

「動画」を広告フォーマットで選択した場合は、配信したい動画をアップロードすれば設定は完了です。

Amazon スポンサーディスプレイ広告 動画

スポンサーブランド広告と同様に、Amazon Adsでは定められたガイドラインを遵守しましょう。

amazon ads|スポンサー広告のガイドラインおよび承認ポリシー

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Amazon広告の費用対効果を上げる効果的なポイント

ここまでAmazon広告3種類の出稿方法を解説してきましたが、広告出稿時には費用対効果を上げるポイントを押さえることが重要です。

以下のポイントを確認し、より効果的な広告運用を行ってください。

  • 入札戦略を効果的に利用する
  • セール期・季節イベントに合わせて予算や入札額を調整する
  • ターゲットキーワードや商品の更新をこまめに行う
  • 運用代行に依頼する

Amazon広告の費用対効果を上げるポイントについては、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

広告費をはじめとしたデータを確認できる「Amazonペイメントレポート」については、以下の記事で解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

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Amazonの広告運用に強い運用代行会社・コンサルティングはこちら!

Amazonの広告運用は売上アップに効果的ですが、ここまで解説してきたように、広告の種類によって運用方法が異なるため、広告運用には知識やスキルが必要になります。

広告運用に関するノウハウが不足している場合は、運用代行やコンサルティングを活用するのがおすすめです。Amazon運用のプロによる広告運用で成果を期待でき、自社のリソースも節約できます。

以下の記事では、広告運用に強い運用代行・コンサルティングを紹介しているので、ぜひ運用代行の検討に役立ててみててください

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Amazon運用代行・広告運用は「しるし株式会社」へ

Amazon 運用代行 コンサルティング
しるし株式会社
運営会社しるし株式会社
サービス運用代行+コンサルティング
料金タイプ月額売上に応じた完全成果報酬
※ほかの料金体系も相談可能
対応ECモール・Amazon
・楽天市場
・Yahoo!ショッピング
・Qoo10
サポート内容・SEO対策
・広告運用
・商品ページ改善
・レビュー管理
・転売対策
・分析ダッシュボードの提供(特許取得)など

\強み①インターネット広告・ブランド価値経営の専門家などのスペシャリストがバックアップ/
インターネット広告・ブランド価値経営の専門家をはじめとしたスペシャリストがバックアップ
Amazon ads認定パートナー・Amazon DSP/AMC運用代理店

\強み②元Amazon社員や薬機法管理者などが在籍し、少数精鋭チームで売上・粗利アップをサポート/
・広告運用やクリエイティブ作成、転売対策など、各領域のプロフェッショナルがチーム体制で支援
・美容商材のリーダーブランドをはじめとした、幅広いジャンル・カテゴリーの実績・ノウハウが豊富

\強み③特許取得!他社にはないシステムやダッシュボードを利用可能/
自社開発の「転売検知システム」で転売の検知・即時対応
自社開発の「分析ダッシュボード」を活用した分析・改善

しるし株式会社は、ブランド戦略に基づいたEC運用・データ分析を強みとする運用代行会社です。

コンテンツをAmazonに最適化し、「ユーザーに十分な情報を提供すること」「売れる商品ページを作成すること」に重点を置くことで、顧客にブランドの付加価値を適切に届ける施策を得意としています。

Amazon運用における各業務を専任のスペシャリストが担当。特許取得の独自開発ツールを活用した運用効率や質の高いサービスを提供することで、ワンストップ型運用支援による飛躍的な売上・粗利UPを実現。加えて転売対策によるブランド体験の改善も強みです。

実績も、運用するアカウントの平均売上は業界トップクラスで、クライアントの要望に沿ったサポートによって売上成長を実現しています。

プラットフォームのパフォーマンスを最大限に引き出すことで、顧客、ブランドとの持続的で良好な関係性を築くことが可能です。

しるしの強み① 広告運用やブランド価値に精通するスペシャリストが強力バックアップ

インターネット広告のプロやブランド価値の専門家をはじめとした、各分野のスペシャリストが顧問・アドバイザーとして、しるしの成長を強力にバックアップ!

スペシャリストがもつインターネット広告、ブランド構築などのノウハウをしるしに還元し、お客さまのブランドのポテンシャルを高めたり、集客や広告などの課題を解決したりすることで、売上アップを実現します。

また、しるし株式会社は、Amazonとパートナーシップを締結し、認定パートナーとしてサービスを提供しております。現在、Amazon Adsの認定パートナーAmazon DSPの公式取扱企業になっています。

Amazon Ads パートナーって?
Amazonから、Amazonの広告商品やサービスについての幅広い知識を認められた企業です。Amazonの技術文書や最新のリリース情報にアクセスできるため、業界の流行や仕様変更に乗り遅れることがありません。

Amazon Adsパートナーとは?|Amazon公式

しるしを支えるスペシャリストとAmazonとのパートナーシップをお客さまの課題解決に最大限に活用し、専門性の高いサポートで商品・ブランドがもつポテンシャルを引き出し、ショップの成長を実現いたします。

しるしの強み② EC運用をまるっとおまかせ!売上・粗利UPと工数削減の実績

EC・ネットショップの運営代行やコンサルティングでは、ひとりの担当者が運用する体制が多いですが、しるしでは、元Amazon社員や大手広告代理店、メーカー出身者などが在籍し、各領域のプロで結成されたグロースチームによるチーム体制で支援させていただきます。

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広告運用、クリエイティブ作成、SEO対策、ページ改善、レビュー管理、転売対策など、Amazon運用に精通したプロが在籍し、お客さまの課題にあわせて精度の高い施策をチームで実施できるのが強みです。

チームサポートのもうひとつの特徴は、少数精鋭であること。各分野のプロフェッショナルがスキルを最大限に発揮し集中的にサポートするため、最短で売上・粗利アップを実現いたします。

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これまでご支援させていただいた中で、ご支援開始から1年で売上2~50倍以上を実現しています。

美容商材をはじめとした幅広いジャンル・カテゴリーの実績がありますので、事例に興味がある際は気軽にお問い合わせください。

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しるし株式会社と連携していただくと、特許を取得している「転売検知システム」と「分析ダッシュボード」が利用可能です。

「転売検知システム」で転売を即時対応!

毎日30分ごとにクライアントのASIN(商品)全てに対して転売がないか自動パトロールを行い、シフト体制によるモニタリングで即時対応できるのが特徴です。

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Amazon本社のあるアメリカでも特許を取得。同じツールは国内の競合他社にもAmazon公式にも作れません

100%の精度で転売対策・防止を行うことで、値崩れや低評価を防ぎ、ブランドの価値を最大限に引き出しています。実際に転売検知システムを使用した事例として、某人気ヘアケアブランドで、800件以上の転売を防止しました。

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「分析ダッシュボード」で”これが見たかった”が見える!

同じく特許を取得した「分析ダッシュボード」を元にしたレポートで、Amazonのセラーセントラルでは見ることのできない指標まで分析可能です。

例えば、「流入経路分析ができない」「商品ごとの売上推移を見られない」「期間を指定したデータをエクスポートできない」といったセラーセントラルにありがちな課題を解消し、運用や目標管理を行います。

また、毎月のレポートはPL形式で行います。Amazon売上が上がっているかだけではなく、販促費や物流費の最適化も管理。売上・粗利率の最大化を目指します。

Amazon 運用代行 コンサルティング レポート

しるし株式会社では、Amazon運用を丸投げいただける「フル運用代行」以外にも、広告運用や転売対策など抱えている課題に特化したプランもご提案可能です。

無料で改善余地や売上のポテンシャルを診断する「無料診断」も実施しているため、集客や転売対策など、AmazonをはじめとしたEC運用でお悩みの方は、まずは気軽にご相談ください。

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Amazonでは、Amazon内・Amazon外に配信できる広告サービスを提供しており、自社商品の露出を高めるためには活用が欠かせません。

ただ、広告メニューは複数あり、ターゲティング設定や予算設定などに知識が求められるため、うまく活用できていない方も多いのではないでしょうか。

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まとめ:Amazon広告の出し方を理解して広告を出稿しよう

この記事では、Amazon広告の出し方について解説しました。

Amazonで内部向けに配信できる広告は、以下の3種類です。目的や商品に応じて最適な広告タイプを選択しましょう

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Amazonで広告を出稿するには、以下の準備が必要です。

  • Amazon出品用アカウントの登録
  • Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録
  • Amazonブランド登録(スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ)

各広告の出稿手順については、記事中で解説していますので、そちらを参考に広告運用をスタートしてみてください。

もし、「広告の出稿方法が分からない」「上手く運用できない」といった場合は、Amazon運用代行会社をご検討ください。

しるし株式会社」もAmazon広告運用代行サービスを提供しており、ブランドのオンライン販売の最適化や、店舗販売の強みを活用した顧客体験向上、利益改善などをサポートしています。

Amazon広告以外にも様々なサポートを提供していますので、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

下田 陽志郎のアバター 下田 陽志郎 しるし代表取締役

在学時代、地域の学習格差を解決するためにワンコイン英会話教室と塾を創業し事業譲渡。その後、通販のメッカである福岡にてECモール事業の立ち上げを経験。大学卒業後、独立しECモール事業歴6年。Amazonにおける各メーカーの競争激化から、消費者が手に取りたいブランドが埋もれてしまっている現状を解 決すべく、起業。

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