AmazonのASINとは?種類・調べ方・作成方法を解説
Amazonで商品販売をはじめるにあたって、「ASIN」とは何か詳しく理解できていない方がいるのではないでしょうか。ASINはAmazon独自のコードであり、膨大な商品を一つひとつ識別するために利用されています。本記事では、AmazonのASINについて、種類や調べ方、新規作成方法などを詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
Amazonの売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行やコンサルティングの活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
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AmazonのASINとは
ASINは、商品を識別するためにAmazonによって自動的に割り振られたコードであり、商品管理や広告のターゲティング設定など、さまざまなシーンで使用します。
Amazon運用の基礎的な知識でもあるため、まずはASINについて詳しく理解していきましょう。
Amazon独自の商品コード
ASINとは、Amazon Standard Item Number(Amazon標準商品番号)の略称で、独自の商品コードとして使用されています。
「エーシン」「エーエスアイエヌ」と呼ばれており、商品ページ(カタログ)上にあるすべての商品に対して10ケタの固有コードを割り振られているのが特徴です。
商品詳細ページでは、商品説明や売上ランキング、発売日などの情報と同じ場所に記載されています。
ISBNとの違い
Amazonで商品詳細ページを確認すると、ASINではなくISBNという13ケタの数字が記載されている場合があります。
ISBNとは「International Standard Book Number」の略で、日本語では国際標準図書番号です。書籍の商品管理のために使われるコードで、Amazonでも書籍にはISBNが使用されています。
コードの取り扱いに大きな違いはないため、書籍はISBN、その他商品はASINと覚えておきましょう。
SKUとの違い
SKUは、「Stock Keeping Unit」の略称で、日本語では「在庫管理番号」または「商品管理番号」と呼ばれます。
ASINがAmazonに自動的に割り振られた識別コードであるのに対して、SKUは1商品ごとの在庫管理をする目的で出品者自身が任意の値を登録できます。
同じバリエーションの商品であっても色、サイズ、香りなどが異なる場合は識別するために別々のSKUを設定します。
SKUは英数字で表現され、各バリエーションごとの特徴や仕入れ日、仕入れ値などを含めることによって、出品者にとって商品を識別しやすくできるのが特徴です。
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AmazonのASINの種類
AmazonのASINは、以下の2種類に分けられています。
- 親ASIN
- 子ASIN
2つのASINを理解していきましょう。
親ASIN
親ASINとは、複数の子ASINをまとめるために使用するASINです。商品に複数のカラーバリエーションやサイズなどが存在する場合に、それぞれ個別の商品ページを持ってしまうと、アクセスしづらくなってしまうため、親ASINを用いて商品ページを一つにまとめます。
子ASIN
子ASINは商品ごとに一意に割り振られたASINのことで、Amazonで通常ASINと呼ばれるものと同義です。親ASINを利用して、商品をまとめる場合に便宜上「子ASIN」と呼ばれています。
モバイルバッテリーの場合、ブラックやホワイトといったカラー一つひとつに付与されます。
レポート上、親ASINと子ASINは必ず割り当てられていますが、親ASINを持たない子ASINは、どちらも子ASINが入ります。
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AmazonのASINが使用されるシーン
AmazoのASINは、以下のようなシーンで使用されています。
- 商品検索
- 出品・販売管理
- Amazon広告のターゲティング設定
出品・販売管理や広告のターゲティング設定などは、出品者が活用すべき機能であるため、しっかり理解しておきましょう。
商品検索
ASINは商品一つひとつに付与されているため、AmazonやGoogleなどで検索すると、商品がヒットします。自社商品のページを確認したいときなど、対象の商品を確実に検索したい場合に便利です。
出品・販売管理
ASINは、出品登録の際に使用すると、商品を間違えることなく登録できます。商品それぞれに個別のASINが割り振られているので、確実な出品登録が可能です。
Amazon広告のターゲティング設定
Amazonで利用できるスポンサープロダクト広告・スポンサーブランド広告・スポンサーディスプレイ広告では、ASINを活用したターゲティングを設定できます。
広告を掲載したい商品のASINを設定することで、自社の他商品のページなどに広告を出稿でき、商品の認知度アップやアップセル・クロスセルなどを実現できるのが特徴です。
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AmazonのASINの検索方法・調べ方
商品ページの確認やAmazon広告のターゲティング設定などでASINを調べたいときは、以下の方法で確認が可能です。
- 商品ページ
- 商品ページのURL
商品ページ
商品ページでは、「登録情報」の項目としてASINが記載されています。
引用:Amazon
上記に記載されているのは親ASINであるため、子ASINを調べたいときは、次に解説するURLで確認する必要があります。
商品ページのURL
ASINは、商品ページのURLでも確認できます。
商品ページのURLのうち、「B0」からはじまる10ケタの英数字がASINです。
バリエーションがある商品の場合は、サイズや色を選択すると、同じ箇所に子ASINが記載されます。
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AmazonのASINがない場合は商品ページ(カタログ)の作成が必要
新商品などのまだAmazonにASINがない商品を出品するためには、商品ページ(カタログ)の新規作成が必要です。
Amazonで商品ページを新規作成する際は、以下の流れで設定を行います。
- 登録したい商品が出品されているかを検索する
- 商品カテゴリーを選択する
- 製品コードを入力する
- 重要情報を入力する
- 出品情報を入力する
- 商品画像を登録する
- 商品説明を入力する
- 検索キーワードを設定する
- 詳細を入力する
商品ページ(カタログ)の作成方法や売上につなげるコツは、以下の記事で解説しているので、あわせて参考にしてみてください。
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AmazonのASINの作り方・取得方法
AmazonのASINについて解説してきましたが、設定や新規作成をどのように行うか気になっているのではないでしょうか。ここでは、ASINコードの作り方・取得方法を解説します。
商品を出品すると自動で発行される
ASINは、商品を出品すると自動で発行されるので、特別な設定は必要ありません。作り方・取得方法はとくになく、商品登録を問題なく行えば、ASINが自動作成されます。
販売実績によって1週間に出品できる商品数が異なる
ASINは、販売実績によって作成できる商品数が異なる点に注意が必要です。
購入者の満足度を維持する目的があり、やみくもに商品数を増やすことはできず、販売実績を信頼性の基準として商品数に制限を設けています。
販売実績が少ないうちは1週間に作成できるASINが限られるため、収益性や話題性の高い商品を優先的に出品するのがポイントです。
1週間あたりの出品数制限は毎週更新されるため、常に固定ではありません。週ごとに制限数を確認し、計画的に出品する必要があります。
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AmazoのASINが検索しても出てこないときの原因と対処法
自社商品や他社商品のASINを確認したいときに、商品ページやURLなどでヒットしなかった場合は、以下の原因が考えられます。3つの原因の詳細を解説します。
- 親ASINは検索結果に表示されない
- 出品情報がない
- 商品の発売日前に検索している
親ASINは検索結果に表示されない
バリエーションのある商品の場合、親ASINで検索しても該当する商品は表示されません。
サイズや色など個別の商品を優先的に表示するために、親ASINではなく子ASINでヒットする仕組みになっています。
親ASINで表示されない場合は、一度子ASINで検索してみましょう。
出品情報がない
ASINはAmazonに出品された商品に付与されるので、出品情報がない場合は検索に対応できません。ASINで検索できない場合は、出品情報の確認が必要です。
出品情報がないということは、ユーザーに商品情報が表示されないということでもあるため、必ず出品情報がある状態を維持しましょう。
商品の発売日前に検索している
AmazonのASINは、販売中の商品に対して有効になるため、発売日前に検索してもヒットしません。
商品登録する際に、誤って発売日を未来の日付を設定していた場合には、ASINでの検索に引っかからないため、正しい発売日に修正しましょう。
発売日に問題がなければ、発売がはじまってからASINで検索できるようになるので、一度確認すると安心です。
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Amazonの出品サポートに強い運用代行・コンサルティングはこちら!
Amazonで商品を出品するためには、さまざまな設定や作業が必要になるため、リソースが不足している場合にスムーズな出品が難しくなります。
また。商品画像をはじめとしてルールが定められているため、健全な運用を実現するためには出品に関する知識も欠かせません。
- どの出品方法が適しているかわからない
- FBAを利用するためにリソースを確保したい
- 商品登録の手間を削減したい
- 売れる商品画像をつくりたいが、作成ノウハウが足りていない
上記のような悩みを抱え、運用代行・コンサルティングの検討で行き詰っている方は、以下の記事に出品をはじめとした各種業務を代行・コンサルティングしている会社をまとめているので、ぜひ検討に役立ててください。
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