Qoo10の売上アップを実現!売れない理由と対策を解説
Qoo10で販売を始めたものの、どのように売上アップをさせれば良いか分からず悩んでる方が多いのではないでしょうか。売上をしっかりと上げていくためには、モールの特性やセール情報、広告施策においてQoo10ならではのポイントを押さえた上で、総合的に対策を練ることが大切です。
Qoo10の売上アップや広告運用、転売対策などに悩んでいる方には、運用代行の活用がおすすめです。ノウハウやリソースが不足していても、ECのプロによる代行やコンサルで、売上拡大を目指しやすくなります。
以下の記事では、Qoo10に精通した運用代行会社を徹底比較していますので、依頼先の検討にぜひお役立てください!
しるし株式会社では、Qoo10の売上拡大やリソース確保などをかなえるべく、運用代行やコンサルティングを提供しています。
まるっと任せられる運用代行のほか、広告運用や転売対策、各種データ分析などで、Qoo10運用を柔軟に支援しているのが特徴です。
- Qoo10でEC販売をはじめたいもののノウハウがない
- Qoo10に出店しているが売上が伸びない
上記のように、Qoo10運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。
Qoo10で売上が伸びない原因の見つけ方
Qoo10で売上が伸びないショップには大抵「アクセス数」「転換率(購買率)」「客単価」のどこかに課題があります。この3つの数字を分析することで自社のショップが、どこでつまづいているのかの原因を特定することができ、それぞれ対策をすることで売上アップを目指せます。
アクセス数 × 転換率(購買率) × 客単価 = 売上 |
ショップの売上を最大化するには、商品ページの最適化や、広告を正しく活用するなどといった総合的なアプローチが必要ですが、一気に全てをやろうとすると時間もお金もかかってしまいます。効率よく売上を伸ばすために次の段落で紹介する3つのポイントのうち1からひとつづつ分析と改善を進めていきましょう。
Qoo10の売上アップ対策その1:アクセス数を高める
ユーザーが商品ページにアクセスしてくれなければ、どんなに良い商品も売ることができません。アクセスを集めるには、Qoo10内の検索対策をしてユーザーに商品を見つけてもらう方法と、広告を使って商品がユーザーの目に届くよう積極的に仕掛ける方法があります。
アクセス数対策 ①:検索対策(SEO)をする
商品を求めているユーザーが検索するキーワードを、商品名や商品ページに記載しましょう。
どんな商品でも、ユーザーの検索は、「指名キーワード検索」と「一般キーワード検索」に分かれます。
指名キーワード検索
ブランド名・商品名・メーカー名などで検索することを言い「既に商品を知っていて購入意欲が高い」ユーザーである場合がほとんど。
一般キーワード検索
商材を表すキーワードで検索することを言い「商材を購入したいと思っているが、どのブランドにするか比較検討をしている」という特徴があります。
まずは、高確率で購入を見込める指名キーワードが抜け漏れなく商品ページに入っているかを確認しましょう。また商品登録をする際は、商品ページにブランドを登録できるので必ず設定するようにしましょう。
一般キーワードは、例え商品ページに記載していたとしても、競合の数が多いほど検索結果での上位表示が難しくなります。そんな時は、検索型の広告メニューを活用しましょう。
主な検索型の広告はこの2つで、売れているショップは常時出稿しています。
プラス展示 (キーワード別)
Qoo10の商品検索で該当キーワードが検索された時、結果ページへ露出される広告です。まだSEO順位が高くない商品でも、検索結果の上位に露出することができます。
パワーランクアップ
1日1商品100円という低価格で、商品の検索結果の上位に露出させることができます。
検索結果へ露出される点では、プラス展示と同じですが、低価格な分プラス展示で出稿されるものに負けやすいと言えます。しかし広告をかけていない一般商品よりは、上位に露出されるため常時かけ続けているショップも多いです。
アクセス数対策 ②:広告使って露出を増やす
検索以外の広告を活用することで、さらにアクセス数を伸ばすことができます。
Qoo10の広告については以下の記事で解説しているため、詳しく知りたい方はぜひ参考にしてください。
タイムセール
Qoo10のサイト内で一番のPV数を集めるタイムセール特集ページへの掲載が可能なため、アクセス数を伸ばすために最もおすすめな広告のひとつです。
タイムセール広告は、1日の中で特定の時間帯に限り割引販売を行うプロモーション方法で、通常の販売価格より1%以上割引を行う必要があります。
タイムセール割引の設定後、タイムセール特集ページへの掲載申請(有料)をするとプロモーション効果がさらに高まります。売れているショップは、タイムセール割引と同時に掲載申請をしている場合がほとんどなので、掲載をすることを前提にタイムセールを活用するのがおすすめです。
今日の特価
特定の商品を一日数量限定で割引し販売するプロモーション方法で、タイムセールと同じく割引の設定後に掲載申請(有料)をすると、今日の特価ページへ掲載することが可能です。
通常の販売価格の1%以上の割引を行う必要があります。掲載料金はタイムセールと比べると安価なので、セール以外の期間でも継続的に活用しやすい広告です。
新着スタイル
新着スタイルとは、ファッションカテゴリーにおいて、新商品として登録された商品だけを集めたQoo10内の特集ページです。 ファッションジャンル且つ、新商品への関心が高いユーザーに特化して商品をアピールすることができるプロモーションです。
販売条件として、ユーザーへ還元する販売価格の5〜30%のポイント付与設定が必要です。
Qoo10トップページからの流入を見込めるので、ファッションカテゴリで新商品を出品する場合は、初速のアクセス数を稼ぐために必ず出した方が良いでしょう。
Q-Special プレミアムバナー
Qoo10トップページに掲載した長方形の大型バナーから、自社の「ショップページ」や「特集ページ」に誘導するプロモーションです。
トップページというリッチな面へ掲載できるにも関わらず、24時間掲載で2万円という価格なので、実施するハードルはそこまで高くありません。
遷移先は、商品ページではなく「ショップページ」や「特集ページ」になります。
新作や特定のブランドに特価したセール、福袋や季節の変わり目に売り切りたい商品を集めたセールなど、アクセスしたユーザーに対してさまざまな訴求をすることができるため、活用方法が広いのが特徴です。
ショップメールAD
Qoo10のユーザーに向けてメール配信をするプロモーションです。
1日に最大10個の枠があり、先着順で1枠30万円にて購入が可能。1枠購入すると2ヶ月以内にメール開封した30万人のQoo10女性会員へ向けて、メールが配信される仕組みです。
メール内容は、Qoo10ショップメールAD専用のテンプレートに沿った作成が必要です。
比較的高単価な広告になるため、大型セール前の事前告知や最新作の告知など幅広く使えるプロモーションではありますが、費用対効果が見込めるかどうかをしっかりと見極めて実施する必要があります。
あわせて対策すると効果的!メイン画像・ショップページ・特集ページ
メイン画像
検索結果に上位表示されたり、広告で露出が増えたとしても、メイン画像の訴求力が競合に劣ってしまうと商品をクリックしてもらえず、結局アクセス数が伸びない…ということもあります。
商品画像の画質が荒くないか、コピーは分かりやすく引きのあるものか、背景色が競合に比べて目立っているかなど、ブランドの世界観を壊さない範囲で、競合に見劣りしないように改善しましょう。
ショップページ
ショップページを定期的に更新し、アクセスしたユーザーに飽きられないよう工夫することも大切です。
ショップページを回遊させることで、ユーザーが商品に出会いやすくなり、欲しい商品に辿り着けないといった機会損失を防いだり、最終的な購入数を増やしたりできます。
ショップページ上で上位表示させたい商品に対して注目商品を設定して、最新の商品や限定商品、セール商品を目立たせるなどの対策をしましょう。
特集ページ
ブランドや商品の世界観を訴求することにより、一度アクセスしたユーザーをファン化させて、再来訪を狙いましょう。Qoo10では、価格訴求のプロモーションがほとんどです。価格が安いという理由で購入するユーザーは、次回のタイミングでもより安い商品を探す傾向にあります。
安さで勝負した場合、リピーターが付きづらい傾向にあるため、長期的に安定したアクセスや売上を得る意味では、ユーザーをファン化させられるかどうかが大切です。
Qoo10の売上アップ対策その2:転換率(購入率)を改善する
ユーザーが商品ページへアクセスしても、購入されないことには、売上が立ちません。せっかく時間や広告費をかけて集めたユーザーに、なるべく商品を購入してもらえるよう、しっかりと対策をしていきましょう。
転換率対策①:セールへ戦略的に参加する(メガ割、メガポ)
Qoo10が開催するセールへ参加すると、メガ割では割引率、メガポではポイントを、Qoo10とショップが10%づつ負担することになります。Qoo10のセールでは、通常時と比べモール内のユーザー数が増えるのはもちろん、20%の割引クーポンや20%のポイント還元により、ユーザーの購買意欲が非常に高まります。
セールに合わせてショップ独自の割引やクーポン配布などを行うことにより、転換率をさらに高めることができます。Qoo10のセールスケジュールは必ず把握し、2〜3ヶ月前から準備をするようにしましょう。
ショップにQoo10広告の営業担当がいる場合、一般には解放されていない掲載枠や広告メニューを案内してもらえる場合もあります。新商品情報や在庫状況、可能な割引率などを共有することによって、さまざまな提案をもらえるので日頃からコミュニケーションを取っておくと良いでしょう。
転換率対策②:広告を活用する(タイムセール、今日の特価)
タイムセールや今日の特価は、アクセス数を集めるだけでなく、転換率を高める目的としても非常に有効です。どちらも割引期間が決まっているため、”今”購入する理由付けができます。
他の広告を使ってショップページや商品ページへアクセス数を集めるようなプロモーションを検討している場合、並行してタイムセールや今日の特価を設定するのもおすすめです。
転換率対策③:SHOPクーポンを設定する
販売者のショップのみで使えるクーポンを発行することができます。
発行したクーポンは、商品ページやショップページに加えて検索結果ページにも露出されます。
クーポンの割引分はショップ負担になりますが、割引によりお得感を醸成できるため商品の購入を迷っているユーザーを後押しするプロモーションとしておすすめです。
ショップのお気に入り登録者にクーポンが発行されたことを通知することもできるので、既存ファンに対してのアプローチも抜かりなくやりましょう。
Qoo10の売上アップ対策その3:客単価を上げる
同じ購入数でも、客単価が大きくなればその分売上も伸びるので、客単価を伸ばすことは非常に重要です。商品ページも改善し、アクセス数や転換率がある程度安定してきたら、売上をより大きくするために客単価を上げるための対策をしましょう。
商品ページにオプションを追加する
商品ページで、別の商品を合わせて購入できるオプションを設定することで、まとめ買いに誘導できます。販売している商品と親和性の高い別の商品を取り扱っている場合は、オプションによる客単価アップを狙いましょう。
複数の商品をまとめて、セット商品ページを作成する
Qoo10で発行されるクーポンは、カートの合計ではなく、1商品ページに対して1回のみ使用可能な場合が多いです。同じ商品を複数セットにすると、1商品ページの価格が高くなり、、割引額も大きくなます。ユーザーのお得感も強くなり、購入意欲が高まります。
セットの数量が多くなるほど1個あたりの単価が安くなるように設定しておくと、通常時でも購入されやすいですが、セット割引をしなくてもクーポン利用により売れる場合が多いので、在庫の管理が可能であれば、2個セット、3個セットなどセット商品ページを複数パターン用意するのがおすすめです。
数に限りがある数量限定セットや、Qoo10限定のオリジナルセットであることを訴求することにより、更に売れやすくなることもあるので、伸び悩むようであれば見せ方を工夫をしてみましょう。
SHOPクーポン・送料無料設定を活用する
〇〇円以上購入で使えるクーポンを発行を発行したり、〇〇円以上購入で送料無料になる条件を設定することで、より高価格帯の商品購入やまとめ買いに誘導することができます。
顧客の平均単価や売れ筋商品よりも少し高めの価格を設定して「もう少し何かを購入すればお得になる」という状態を作りましょう。
特集ページを活用する
特集ページは、イベントやシーズンアイテムを訴求して、ユーザーのエンゲージメントを高めることに活用できます。魅力的な商品を複数ユーザーに見せることにより、新たな購買意欲を刺激できれば、まとめ買いをしてもらえる可能性が高まります。
特集ページは、既にアクセスが取れている商品の詳細欄へバナーを掲載すると、より効率的にアクセスを集めることができるので、ぜひ試してみてください。
Qoo10の施策効果を高める「商品ページや画像の最適化」
アクセス数、転換率、客単価を改善するためにやみくもに広告を打っても効果が出づらい場合があります。広告効果を最大化するためには、土台となる最適な商品ページ作りが大切。商品ページをQoo10ユーザーにとって読みやすく、興味を引くものへと改善することで広告効果が出やすくなるため常に改善を欠かさないようにしましょう。
Qoo10ユーザーの95%以上は、スマホのアプリを利用しています。そのため、大前提として「スマホで見た時に見やすいかどうか」というポイントを意識して商品ページを改善していくようにしましょう。
商品ページを具体的にどのように改善すべきかは、ユーザーが何を求めているかによっても変わるため、商材ごとに正解が異なります。基本的にどの商材にも既に成功しているQoo10内のトップランカーが存在するため、その商品ページにあって自社にないものを探し、ひとつづつ取り入れていくことから始めるのがおすすめです。
以下は、どんな商材にも共通したチェックポイントです。
商品名
スマホの検索画面で商品を見た時に、表示される商品名は約30文字です。
SEOを意識しすぎて商品名にキーワードを盛り込みすぎると、重要なワードが表示されていなかったり、情報が多すぎてユーザーにとって引きの弱い商品になってしまいます。
「多くのお客さまから好評を得ていること」や「他の商品と比べて優れているところ差別化が図れること」など、ユーザーメリットがわかるキーワードを商品名の冒頭に記載してみましょう。
また商品名の下側に小さな文字で広告文を入れることもできます。送料無料や即日発送などの販促情報を入れることでスッキリと見やすく情報を伝えることができるので活用しましょう。
商品詳細画像
商品詳細部分の画像は、2:1の縦長で作ると美しい仕上がりになります。
画像内の文字サイズを小さくしすぎるとスマホで読みづらくなってしまうため、なるべく14px以上になるよう意識しましょう。
メイン画像
ユーザーメリットを簡潔に分かりやすく伝えると、引きの強いメイン画像になります。
例えば、以下のようなものがあれば目立つように表示すると良いでしょう。
- 公式ショップの表示
- 受賞歴や有名雑誌の称号マークの表示
- セール期間中の割引率の表示
- 累計販売個数の表示
Qoo10の売上アップには運用代行・コンサルも効果的!
ショップを立ち上げ、売上を伸ばし続けるためには、常にショップの販売状況を分析し適切な改善を繰り返す必要があります。そのためには、Qoo10に関する最新知識とモールやユーザーへの理解が欠かせません。
社内に適任者がいない場合や時間や労力などのコストをかけられない場合は、Qoo10に関わる業務を代わりに行ってくれる「Qoo10運用代行・コンサル」の利用を検討してみましょう。
まとめ:Qoo10での課題にマッチした施策で売上アップを実現しよう
Qoo10で売上がアップしないショップには、主に以下のような4つの理由があります。
- ショップへのアクセス数が少ない
- 商品の魅力が伝わっていない
- 転換率が低い
- 客単価が低い
自社ショップの売上が伸び悩む原因がどこにあるのか、そのためにどんな対策ができるのかを日々分析し、試行錯誤して施策を繰り返すことが大切です。
Qoo10には、メガ割やメガポなどのセールイベントが多く存在します。効率よく売上を獲得していくためには、セールに合わせてプロモーションを行っていくことが欠かせないため常にセールスケジュールを把握し、前もって準備を進めるようにしましょう。
しるし株式会社では、Qoo10の売上拡大やリソース確保などをかなえるべく、運用代行やコンサルティングを提供しています。
まるっと任せられる運用代行のほか、広告運用や転売対策、各種データ分析などで、Qoo10運用を柔軟に支援しているのが特徴です。
- Qoo10でEC販売をはじめたいもののノウハウがない
- Qoo10に出店しているが売上が伸びない
上記のように、Qoo10運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。