楽天市場のコンテンツページ機能とは？活用方法やメリット・デメリットを解説

楽天市場のコンテンツページ機能を使えば、初心者でも簡単にショップページを作成できます。本記事では、楽天市場のコンテンツページ機能の活用方法や使用するメリットを紹介するとともに、ページ作成の手順について解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

楽天市場のコンテンツページ機能とは

楽天市場のコンテンツページ機能とは、楽天ショップのなかで独自のページを簡単に作成できる機能です。

これまで楽天GOLDでショップページをつくる場合、HTMLやCSSなどの専門的な知識が必要だったため、初心者にはなかなかハードルが高いという課題がありました。

しかし、楽天市場のコンテンツページ機能を使えば、HTMLなどのコードを使用しなくてもパーツを組み合わせるだけで直感的にページがつくれます。

また、コンテンツページ機能を使えば、セールやショップなどの情報をユーザーに正確に伝えられるだけではなく、お買い物ガイド・FAQなどのページも作成できるため、ショップの魅力を最大限発信しながら、ユーザーの信頼度向上にもつながるでしょう。

楽天市場のコンテンツページの主な機能

楽天市場のコンテンツページの主な機能は以下の3つです。

• コンテンツページの作成・編集
• コンテンツページの管理
• R-Karteを活用したコンテンツページの分析

それぞれについて、詳しく解説します。

コンテンツページの作成・編集

楽天市場のコンテンツページでは、誰でも簡単にコンテンツページの作成・編集が可能です。

作成ページは、以下のように3分割されています。

左側	中央	右側
パーツ選び	実際に表示されるプレビューおよび順番変更	パーツの編集・画像およびURL指定

難しいコード入力は一切必要なく、直感的にパーツを選んで組み合わせるだけなので、初心者でも使いやすいでしょう。

コンテンツページの管理

コンテンツページを一覧で管理できるため、ページごとの公開状況や、作成したのに公開されていないといったエラーを瞬時に確認できます。また、ページがURLアクセス設定やキーワードなどに合致しているかどうかの絞り込みもできるため、管理がしやすいでしょう。

さらに公開設定や複製、プレビュー確認も行えます。あらかじめシーズンごとにコンテンツページを作成しておけば、季節ごとに管理画面上で公開設定できるようになるなど、活用の幅が広がります。

R-Karteを活用したコンテンツページの分析

楽天市場の分析ツール「R-Karte」を利用して、コンテンツページのアクセス人数や客単価、転換率を把握できるようになります。

コンテンツページが実際にどのくらいの成果を出しているのかが具体的に数値となってあらわれるため、さらなる売上アップのための課題が見えてくるでしょう。

楽天市場のコンテンツページ機能を利用する5つのメリット

楽天市場のコンテンツページ機能を利用するメリットは、以下の5つです。

• 商品情報を自動更新できる
• 誰でも簡単にページを作成できる
• 新規とリピーターで内容の切り替えができる
• 商品の訴求力が向上する
• 予約公開機能が利用できる

それぞれのメリットをしっかり把握することで、活用の幅が大きく広がります。

商品情報を自動更新できる

楽天GOLDのコンテンツページでは、商品名や価格が変更されるたびに手動でHTMLを書き換えて情報を更新しなければいけません。楽天市場ではさまざまなイベントが開催されるため、都度情報を更新するのはとても骨が折れる作業です。

その点、楽天市場のコンテンツページ機能では、商品情報が自動的に最新のものに更新されるため、常に正確かつ最新の情報をユーザーに届けられます。

誤った情報によるトラブルが回避できるため、ユーザーの信頼度向上につながるでしょう。

誰でも簡単にページを作成できる

楽天市場のコンテンツページ機能は、パーツを配置することでページを作成するため、専門的な知識がなくても簡単に操作できます。

ページ作成のハードルがグンと下がり、気軽にショップページを作成・更新できるのは大きなメリットといえます。

新規とリピーターで内容の切り替えができる

楽天市場のコンテンツページ機能では、新規ユーザー向けとリピーター向けで、それぞれ異なるコンテンツの表示が可能です。

たとえば、新規ユーザーには紹介割引特典やはじめての方向けキャンペーンなどを提示し、リピーターにはリピート割引やおまとめ購入値引きを紹介するなど、ユーザーの属性にあわせた情報を提供できます。

このように内容を切り替えることで、ユーザーの顧客満足度の向上につながるだけではなく、ユーザーの行動を分析したより精密なマーケティング戦略を図れるのです。

商品の訴求力が向上する

楽天市場のコンテンツページ機能では、特定キーワードや割引対象商品を含む商品の訴求ページを手軽に作成できるため、ユーザーの理解度が深まり高い販促効果が期待できます。

たとえば「帽子 赤ちゃん」「帽子 ウォーキング」といった2種類のキーワードでは、対象ユーザーの属性やニーズが異なるため、表示するべきコンテンツもそれぞれにあわせたものにしなければいけません。

このように商品の訴求効果を生み出すためには、キーワード設定が非常に重要なポイントになりますが、HTMLでページを作成した場合、キーワード設定の調整は非常に手間がかかります。しかし、楽天市場のコンテンツページ機能ならパーツを配置するだけで簡単に調整可能です。

ユーザーのニーズに応じて最適なページを構築できるのも、楽天市場のコンテンツページ機能の大きなメリットのひとつです。

予約公開機能が利用できる

楽天市場のコンテンツページ機能には、ページの予約公開機能がついているため、イベント開始日にあわせてページ公開が可能です。

イベントにあわせて手動で公開するとなると、忘れてしまったり公開が遅れてしまったりするなどの人為的ミスが起こる可能性があります。

自動で公開設定をしておけば日付が変わったらすぐにページが公開されるため、ヒューマンエラーを防げるようになります。

楽天市場のコンテンツぺージ機能のデメリット

メリットが多い楽天市場のコンテンツページ機能ですが、デメリットもあるため注意が必要です。

たとえば、楽天市場のコンテンツページ機能はパーツを組み合わせてページを作成するため、HTMLやCSSを使ったページに比べると、デザインの自由度が限定されてしまいます。

細部にまでこだわったオリジナリティのあるショップページをつくりたい方には、少々物足りなく感じるかもしれません。とはいえ、現在提供されているパーツは基本的なページにはしっかり対応できます。また今後のアップデートでパーツのデザインや機能の増加も期待できるでしょう。

楽天市場のコンテンツページ作成の4つの手順

楽天市場のコンテンツページ機能を使ったページ作成の手順は、以下の4つです。

1. RMS画面から「コンテンツページ管理」を選択する
2. ページタイトルを設定する
3. パーツを選択し配置する
4. 「保存してプレビュー」を選択して内容を確認する

ひとつずつ順番に解説していきますので、ショップページをつくる際の参考にしてください。

1.RMS画面から「コンテンツページ管理」を選択する

まずはRMS画面にアクセスし、「店舗設定」→「コンテンツページ管理」→「ページ新規作成」と順番に選択していきます。

2.ページタイトルを設定する

ページ新規作成ページの最上部にある「ページ・公開設定」をクリックし、ページタイトルを入力します。ページタイトルを設定しないとページの保存ができないため、最初に入力しておきましょう。タイトルが決まっていない場合は、仮のものでかまいません。

3.パーツを選択し配置する

タイトルを入力したら、パーツを配置していきます。パーツ作成画面は3分割されており、向かって左から「パーツ選び」「プレビューと順番の変更」「パーツの編集および画像、URLの設定」となっています。

まずはページに表示される内容に応じたパーツを左側から選びましょう。パーツを選択すると詳細名設定画面が表示され、画像やテキストの入力が可能になります。

画面左側のパーツには、主に以下のものがあります。

• 画像パーツ：画像をアップロードして、メインビジュアルおよび商品画像を作成します。画像の配置やサイズは調整可能です。
• 商品パーツ：商品情報を自動で取得して、リスト形式で表示します。商品情報や価格はリアルタイムで更新されます。
• テキストパーツ：商品のキャッチコピーや商品情報を入力するパーツです。フォントサイズやカラーの変更ができるため、ユーザーにビジュアルで訴えることができます。

4.「保存してプレビュー」を選択して内容を確認する

ページの作成が完了したら、画面右上にある「保存してプレビュー」をクリックして完成画面を確認します。

問題がなければ画面上部中央にある「ページ・公開設定」をクリックし、ページのURLおよびサムネイルを設定してください。その後、ページURLアクセス設定を「可能」にしたら完了です。

公開後はアクセス数増加対策として、TOPページや商品紹介ページにリンクバナーを設置するとよいでしょう。

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楽天市場のコンテンツページ機能を活用してオリジナルページをつくろう

楽天市場のコンテンツページ機能を活用することで、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にオリジナルページが作成できます。

コンテンツページ作成だけではなく、コンテンツページの管理やコンテンツページの分析もできるので、商品の訴求力アップやユーザーの満足度向上にもつながるでしょう。

ぜひ楽天市場のコンテンツページ機能を有効活用して、売上アップを目指してください。