【出品者向け】Amazonエラーコード|8572の原因と解消方法
Amazonで販売活動を行う際に突然表示されるエラー 8572に困っていませんか?このエラーが表示されるのは、どのような原因が考えられるのでしょうか。
この記事では、Amazonエラー8572の具体的な原因と解決方法について詳しく解説します。
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エラー8572とは何か?
Amazonに商品を出品していると、商品登録画面やアップロードで「エラー8572」というメッセージに遭遇することがあります。
エラー8572は、JANコード(UPC/EANなど)を取得した企業と、実際のブランド所有者が整合しない場合に起こる代表的なエラーです。
ブランド名のわずかな表記ゆれや既存のASIN情報との不一致でもエラー8572が表示されることはありますが、根本原因の多くは「事業者コード(GS1コード)の所有者と、設定したブランドの所有者が異なる」ことです。
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エラー発生の一般的な原因
エラー8572が起きる原因としては、大きく分けて以下のようなものが挙げられます。
製品コードの所有者とブランド所有者の不一致
JAN/UPC/EANなどのバーコードは、GS1という国際機関が発行する「事業者コード(企業コード)」に基づいて構成されます。
- 事業者コードの所有者=そのバーコードの正式な管理者
- 一方、Amazonカタログ上では「ブランド所有者(または正規ライセンス保持者)が正しく登録する」ことが前提
もしバーコードを発行した企業(事業者コード所有者)と、Amazon上で登録したブランド所有者が別の場合、データ上で不整合が起こりエラー8572が表示されるのが典型的なパターンです。
例:
- GS1 Japanを通じてA社が取得したJANコードなのに、Amazon出品時はB社ブランド名を設定
- OEM先の工場が保有するバーコードを使っているが、工場とブランドのライセンス契約情報が不十分
こうした状況だと、単に商品名やカテゴリを修正するだけでは根本解決できないケースがあります。
ブランド名の表記揺れ・既存カタログとの不一致
ブランド名に大文字・小文字の違いやスペルミス、余分な“Inc.”や“Co.”表記の有無が原因で不一致判定が起こる場合もあります。
既にAmazonに登録があるブランド表記と異なる情報を登録すると、自動的にエラー8572や類似のエラーが返ってくることもあります。
カタログ情報やバリエーション設定の不備
商品登録をする際に、バリエーションやカテゴリの設定はスムーズに行えていますか? ここを正しく行わないと、意図せずエラー8572を引き起こす場合があります。
代表的な不備を確認してみましょう。
- バリエーション設定ミス
親ASINと子ASINでブランド名が異なっている、バリエーションテーマを正しく指定していない、などの登録上の問題もエラー8572を誘発する可能性があります。
- カテゴリ設定の間違い
明らかに不適切なカテゴリに商品を登録しようとしていると、ガイドライン違反としてエラーを出すことがあります。
ブランド登録や商標権の未取得
Amazonでブランドを名乗るためには、商標権の取得やAmazonブランド登録が前提となることが多いです。
正式な登録がない状態で商品を出品すると、エラー8572が出るだけでなく大きなリスクにもつながります。具体的にどのような問題が起こり得るのか確認しましょう。
- Amazonブランド登録(Brand Registry)未登録
正式な商標権やライセンスを持たずにブランドを名乗り、商品を出品しようとしている場合、エラー8572にとどまらず別のエラーや出品停止に発展することがあります。
- ライセンス(OEM)商品の管理不備
ライセンス契約があるにもかかわらず、Amazon側に正しく示していないと「本当にブランド所有者か?」を疑われ、エラーや審査落ちを起こすケースも少なくありません。
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エラー8572の解消方法
エラー8572が発生したら、まずは商品のブランド名や商品情報を確認し、正しい内容に修正することが最優先となります。
以下では、解決に向けたステップを順序立てて解説します。
使用している製品コード(JAN/UPC/EANなど)の所有者を確認
エラー8572が繰り返し起きるときは、まず事業者コードを取得している企業と自社ブランドが一致しているかを確認しましょう。
- GS1 Japanなどの公式サイトでバーコード所有企業を照会する
- OEMの場合、工場やライセンス元から正式な使用許諾を得ているかを再確認する
もしバーコードの所有者が明らかに別企業である場合、現在のJANコードではAmazon出品が難しい場合があります。
自社名義の事業者コードを取得し直す、もしくはGTIN免除の申請を行う必要があります。
セラーセントラルで商品情報を修正
セラーセントラルで設定ミスを修正すれば、軽度の不一致は解消できる場合があります。ここでは、その具体的なプロセスを見ていきましょう。
正式なブランド表記(大文字・小文字やスペル)をメーカー公式サイトや商標情報で確認
親ASIN・子ASINでブランド名が統一されているか再点検
同じJANコードを使って他のセラーが既に登録している場合、そのカタログ情報に合わせることが求められる場合があります。
ただし、それが誤った情報であれば、テクサポートへ正当な証拠を示して修正申請を行う必要があります。
修正が完了したら「保存して終了」を行い、システムへ更新が反映されるまで数時間~数日待機します。
変更が承認されればエラーが解消されていることを確認しましょう。
ブランド登録(Brand Registry)の活用
「ブランドオーナーである」という公式証明を持っておくことは、エラー8572の解決や予防に大いに役立ちます。ここではブランド登録の利点と簡単な流れを紹介します。
- 正式商標の取得
国内外での商標権取得を済ませ、Amazonブランド登録を申請することが推奨されます。
- ライセンス契約商品の場合
正式な契約書や証明書を用意しておき、必要に応じてAmazonサポートに提出できるように整備しておくとスムーズです。
ブランド登録のメリット
- 正式にブランドオーナーである証拠が示せるため、エラー時にサポート対応が円滑になる
- A+コンテンツ(EBC)などブランド専用ツールの活用
- 他セラからの乗っ取りや不当な商品情報改ざんへの保護
エラー8572を予防・再発防止するポイント
「一度エラーを直しても、またしばらくしたら再発してしまう…」という状況を防ぐにはどうすればいいのでしょうか? 以下のチェック項目を押さえるだけでもトラブルを大幅に減らせます。
事業者コードとブランドの所有権を整合させる
まず基本となるのが、バーコードの所有権とブランド所有者を揃えること。ここでの食い違いが大きいと、どれだけセラーセントラル設定を見直してもエラーが再び出てしまいがちです。
- 自社で正規のJANコードを取得する
GS1事業者コードを自社名義で取得するか、他社のコードを使う場合はライセンス契約を明確にする。
- OEM・ODMの場合の確認
工場やサプライヤーが保有するコードを使う際は「使用許諾書」や「ライセンス契約」をAmazonサポートへ提示可能にしておく。
こまめなガイドライン確認と棚卸し
Amazonは出品ガイドラインを定期的に更新します。更新情報の見落としが原因で知らぬ間に規定外の登録をしてしまうことも。
セラーセントラル内のお知らせやヘルプページを定期的にチェックしましょう。
バリエーションやカテゴリ設定の正確化
バリエーションの親子関係やカテゴリ設定は、一度間違えるとエラーや出品制限の原因となりえます。下記のような点を重点的に確認しましょう。
- 親ASINと子ASINは同一ブランド名・バリエーションテーマを正しく設定
- カテゴリの誤りや誇大広告など、ガイドライン違反を起こしていないか二重チェック
セラーサポートへの問い合わせ準備
どうしても自力で解決できない場合は、セラーサポートに連絡しましょう。ただし、問い合わせ前の準備が不十分だと的外れな回答が返ってきて解決が長引くこともあります。
- エラーコードとスクリーンショット
8572のエラーメッセージや操作履歴を明確に提示
- ASINやSKU情報
該当商品の識別情報を整理しておく
- バーコード所有証明・契約書
コードとブランド所有者が一致することを示す資料を用意しておく
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事業者コードとブランド所有権の一致がエラー8572解消のカギ
エラー8572はAmazonで比較的よく見られるエラーですが、単に「ブランド名の表記を直す」「カテゴリを修正する」だけでは解決しないケースも多々あります。
本質的な原因は、バーコードの所有権とブランド所有権の整合が取れていないことがほとんどだからです。
- まずは使用中のJAN/UPC/EANコードが誰の名義なのかを確認
- 必要に応じてGTIN免除や正しいコードの再取得を検討
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- セラーセントラルの最新ガイドラインとサポート活用を怠らない
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