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Amazon広告の出し方(出稿方法)を解説|始め方から効果的な運用ポイントも

Amazon広告3種類の出し方(出稿方法)を解説|始め方から運用、効果的ポイントも

Amazonには購入意欲の高いユーザーが多く集まるため、Amazon広告の有効活用は売上の拡大に直結します

ただし、Amazon広告を出稿するには、手順を踏む必要があるため、始め方を理解しましょう。

この記事では、4種類のAmazon広告に関して、広告の出し方(広告種類の選択から広告配信までの手順)を解説します。運用に効果的なポイントもご紹介しますので、Amazon広告の始め方を知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

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目次

Amazon広告の始め方|広告の種類と必要な準備について

まずは、Amazon広告の始め方を解説します。Amazon広告を出稿するにあたり、広告の種類や必要な準備について理解しておきましょう。

Amazon広告の種類

Amazon キャンペーンタイプ

Amazonで利用できる内部向け広告の種類は、以下の4つです。目的や商品に応じて最適な広告タイプを選択しましょう。

広告の種類表示エリア
スポンサープロダクト広告・検索結果ページ
・商品詳細ページ
スポンサーブランド広告・検索結果ページの上部
・商品詳細ページ
スポンサーディスプレイ広告・TOPページ
・検索結果ページ
・商品詳細ページ
・おすすめ商品下部
・カスタマーレビュー横や外部サイト
スポンサーTV広告・Amazon Prime Video
・Twitch等の独自の動画ストリーミングサービス
・Publisher Direct経由のサードパーティチャネル

各広告の特徴は下記の記事で詳しくまとめていますので、ご参照ください。

広告を出すために必要な準備

Amazonで広告を出稿するには、以下の準備が必要です。

  • Amazon出品用アカウントの登録
  • Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録
  • Amazonブランド登録(スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ)

Amazon出品用アカウントの登録

Amazon広告を出稿するには、Amazon出品用アカウントへの登録が必要です。出品用アカウントには以下の2種類が存在し、広告を出稿できるのは「大口出品」のみとなります。

小口出品1商品あたり100円+販売手数料
大口出品月額4,900円(税別)+販売手数料

「大口出品」「小口出品」の違いや出品用アカウントの登録方法については、こちらの記事で詳しく解説しています。

Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録

Amazon ads(Amazon Advertising)は、Amazonの広告プラットフォームです。

Amazon adsアカウントの登録には「すでに作成済みの出品用アカウント」が必要で、両アカウントをリンクさせることで広告の出稿が可能となります。

Amazon adsの登録は、Amazon ads公式HPの「登録」から可能です。指示に従って進めるだけで簡単に登録できますので、登録を済ませましょう。

登録完了後、Amazon広告のキャンペーン作成や運用が可能になります。

Amazonブランド登録

スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告を利用するには、Amazonブランド登録が必要となります。

Amazonブランド登録とは、Amazon上で独自ブランドの商品を販売する際に、事前にブランド情報などを登録できるサービスのことです。

スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告を利用する場合は、登録を済ませておきましょう。

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【Amazon広告その1】スポンサープロダクト広告の出し方

1種類目のAmazon広告として、「スポンサープロダクト広告」の出し方を解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. キャンペーンの入札戦略を選択する
  3. 広告グループを設定する
  4. ターゲティングを設定する

①キャンペーンの基本項目を入力・選択する

まずは、Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックしましょう。

すでに、ひとつでもキャンペーンを作成している場合は、セラーセントラルから「広告キャンペーンマネージャー」を選択し、「キャンペーンを作成する」をクリックしましょう。(スポンサーブランド広告、スポンサーディスプレイ広告も同様です)

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、スポンサープロダクト広告を選択します。

スポンサープロダクト広告

キャンペーンの設定画面が表示されたら、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、1日の予算を入力しましょう。

キャンペーンの設定画面

②キャンペーンの入札戦略を選択する

続いて、キャンペーンの入札戦略を選択します。

入札戦略のパターンは3種類あり、それぞれの特徴は以下の通りです。

動的な入札 – アップとダウンAmazonがコンバージョンの見込みが高い場合に入札額を自動的に上げ、見込みが低い場合には下げる戦略。広告効果を最大化できます。
動的な入札 – ダウンのみAmazonがコンバージョンの見込みが低い場合に入札額を自動的に下げる戦略。広告費用を抑えられます
固定額入札広告主が設定した入札額が一定で変動しない戦略。広告主が入札額をコントロールできます
Screenshot

「動的な入札額 – ダウンのみ」「固定額入札」の2つは広告費用をコントロールしやすいため、低予算での運用が可能です。
各戦略の特徴を理解し、目的に合った戦略を選ぶようにしましょう。

また、掲載枠ごとの入札額の自動調整も可能です。
検索結果トップ、または商品ページの広告枠に表示させるために、入札額を自動的に引き上げる設定を最大10倍まで設定できます

ただし、前項の入札戦略と重複して反映されるので、意図しない入札額にならないように注意してください。

③広告グループを設定する

続いて、広告グループを作成し、広告グループ名を決めます。

広告グループとは、広告を出す商品をまとめた単位で、広告グループの設定によってキャンペーンを効率的に整理できます。

Screenshot

広告掲載する商品の数が少なく、さらにそれぞれの商品の関連性が高い場合は、1つの広告グループにまとめてしまっても問題ありません。

商品が多数ある場合は、関連性のある商品やターゲティングごとに分類し、広告グループを作成しましょう

広告グループを複数に分けることで、グループごとに異なるターゲティングができます。

④ターゲティングを設定する

最後に、ターゲティング設定を行います。

ターゲティングには、オートターゲティング(自動ターゲティング)マニュアルターゲティング(手動ターゲティング)の2種類があり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

ターゲティングの種類特徴
オートターゲティング(自動ターゲティング)自動的に関連性の高いキーワードや商品(ASIN)を選定し、広告配信を行う手法
マニュアルターゲティング(手動ターゲティング)広告主が自分で選んだキーワードやターゲットに基づいて広告配信を行う手法

オートターゲティング

オートターゲティングを利用する際は、まずターゲティング設定画面で「オートターゲティング」を選択します。

オートターゲティング

次に入札額の初期値を設定しましょう。

オートターゲティング

また、より詳細にターゲティンググループ別の入札額の設定も可能です。

オートターゲティング
Screenshot

マニュアルターゲティング

マニュアルターゲティングを利用する際は、ターゲティング設定画面から「マニュアルターゲティング」を選択します。

マニュアルターゲティング

マニュアルターゲティングには、キーワードターゲティング商品ターゲティングがあります。

まず、キーワードターゲティングを利用する場合は、マニュアルターゲティング設定画面から「キーワードターゲティング」を選びましょう。

キーワードターゲティングでは、関連性の高いキーワードを選択すると、検索結果や商品詳細のページに商品を表示できます。

商品ターゲティング

キーワードのマッチタイプが3通りあるので、目的に合わせてタイプを選びましょう。

マッチタイプ特徴
部分一致設定したキーワードに部分的に一致している場合や一致しなくとも関連しているキーワードに広告を配信できる
・一致範囲が広く、幅広く広告を配信できる
フレーズ一致設定したキーワードに関連する語句に一致している場合に広告を配信できる
・部分一致よりも範囲が狭いが、確度の高いユーザーに広告を配信できる
完全一致設定したキーワードに完全一致した場合に広告を配信できる
・最も範囲は狭いが、キーワードに対してピンポイントに広告を配信できる

商品ターゲティングを利用する場合は、マニュアルターゲティング設定画面から「商品ターゲティング」を選びます。

商品ターゲティングは、カテゴリーと個々の商品に分けられます。

商品ターゲティング

「カテゴリー」では、Amazonが設定している商品カテゴリーから該当するカテゴリーを選択すると、カテゴリー内の商品に対して広告を配信できます。ブランドや価格帯など、細かい絞り込みも可能です。

「個々の商品」では、広告を掲載させたい商品のASINを設定できます。自社の他の商品ページなどに広告を配信し、該当商品とのアップセルまたはクロスセルを促進したり、競合商品ページへのリプレイスを狙った配信も可能です。

除外キーワードターゲティング

スポンサープロダクト広告では、除外キーワードターゲティングが利用できます。

除外キーワードターゲティング
Screenshot

除外キーワードターゲティングとは、特定のキーワードに対して広告を配信しないための設定です。

無駄な広告配信によるコストを削減したり、キャンペーン同士のターゲティング重複を避けたりする際に活用されます。

また、ブランドや商品を指定して、広告配信の対象外に設定することも可能です。

【ブランドの除外】

ブランドの除外
Screenshot

【商品の除外】

商品の除外
Screenshot

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【Amazon広告その2】スポンサーブランド広告の出し方

2種類目のAmazon広告として、スポンサーブランド広告の出し方について解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. 広告目標の設定をする
  3. 広告グループを設定する
  4. 広告フォーマットを選択する
  5. コストコントロールと入札額の調整を設定する
  6. ターゲティングを設定する
  7. 広告(クリエイティブ)を設定する

①キャンペーンの基本項目を入力・選択する

Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックします。

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、スポンサーブランド広告を選択してください。

スポンサーブランド広告の出し方

設定画面で、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、予算を入力します。

スポンサープロダクト広告

広告目標の設定をする

スポンサーブランド広告の目標設定では、以下2つの最適化手法から選択できます。選択肢ごとに課金方式が異なるため、運用上の目的に合った設定を行いましょう。

  1. ページ訪問数の促進
    商品ページへのアクセス数をできるだけ多く獲得したい場合は、CTR(クリック率)を優先して入札単価を調整します。
  2. ブランドインプレッションシェアの拡大
    広告の表示回数(インプレッション数)を重視し、入札単価を最適化することでブランドの露出を高めます。

もし商品ページへの誘導が主要な目的であれば、「ページ訪問数の促進」が最適です。広告配信がクリック率を重視する設定になるため、効率的に見込み顧客を集客できます。

一方、ブランド全体の認知向上を目指すのであれば、「ブランドインプレッションシェアの拡大」が適しています。

商品をクリックする顕在的なユーザーだけでなく、将来の顧客になり得る潜在層にも幅広くリーチし、ブランド認知の拡散を図ることが可能です。

③広告グループを設定する

次に、広告グループを設定します。広告グループ名を設定する方法は、スポンサープロダクト広告と同じです。

広告グループを設定する

④広告フォーマットを選択する

次に広告フォーマットを選択しますが、以下の3種類から選択可能です。

  • 商品コレクション
  • ストアスポットライト
  • 動画

それぞれの特徴を詳しくチェックしていきましょう。

商品コレクション

商品コレクション

商品コレクションとは、最大3点まで商品を表示でき、リンク先をAmazonストアや指定のランディングページに指定できるフォーマットです。

Amazonストアとは、Amazon上に自社商品やサービスを紹介するカスタムページを公開できる機能のことです。

ストアを作成していれば、商品を検討しているユーザーに対し、自社の魅力やブランドの拘りや本質的な価値などを伝えることができるため、ブランドの認知拡大やブランド全体でのクロスセルにも最適です。

Amazonストアの作り方や活用事例については、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

ストアスポットライト

ストアスポットライト

ストアスポットライトとは、ストアページ内の特定ページをアピールする広告フォーマットです。ブランドの認知度アップやストアの各ページへのトラフィック増加に効果を発揮します。

動画

動画

「動画」は動画コンテンツを用いた広告フォーマットです。動画によってテキストや静止画よりも情報量が多いコンテンツで、ブランドや商品を宣伝できます。

⑤コストコントロールと入札額の調整を設定する

1クリックあたりの広告費の基準を設定すること、キャンペーン入札額の調整が可能です。

コストコントロール

⑥ターゲティングを設定する

ターゲティング設定は、スポンサープロダクト広告と同様です。3つのターゲティングについて、簡単に手順を解説します。

キーワードターゲティング

ターゲティング設定画面で「キーワードターゲティング」を選択します。フィルター条件から「部分一致」「フレーズ一致」「完全一致」から該当するものを選びましょう。

キーワードターゲティング

商品ターゲティング

ターゲティング設定画面で「商品ターゲティング」を選択し、カテゴリーターゲティングを行う際は「カテゴリー」、ASINターゲティングを行う際は「個々の商品」を選びましょう。

商品ターゲティング

除外ターゲティング

除外ターゲティング設定画面から除外キーワードターゲティングまたは除外商品ターゲティングを選択します。

除外キーワードターゲティングを利用する場合は、除外したいキーワードを入力しましょう。

除外ターゲティング

除外商品ターゲティングを利用する場合は、「ブランドを除外」または「商品の除外」を選び、ブランドか商品でターゲティングから除外する商品を決定しましょう。

除外ターゲティング

⑦広告(クリエイティブ)を設定する

最後に、スポンサーブランド広告で配信するクリエイティブを設定します。

まずは任意の広告名を設定しましょう。

広告グループを設定する

続いて、広告フォーマット別にクリエイティブ設定を解説します。

商品コレクションの場合

商品コレクションの場合

商品コレクションを選択した場合は、以下の項目を設定します。

ロゴブランドのロゴの画像を設定する
ブランド名表示させたいブランド名を全角30文字以内で入力する
見出しロゴや商品と一緒に表示したい全角35文字以内で入力する
商品表示させる商品を3つまで選択可能
画像広告に表示される画像。AI生成画像も利用可能。テキストなし、ランディングページと矛盾しないなどの条件あり

上記はプレビューが表示されますので、その都度確認しながら作成が可能です。

ストアスポットライトの場合

ストアスポットライトの場合

ストアスポットライトの設定項目は、ロゴ、ブランド名、見出し、ストアページの4つです。「ストアページ」には、誘導したいページを登録します。

動画の場合

「動画」を利用する場合は、広告で配信する動画のアップロードのみです。

なお、動画のガイドラインが定められているので、必ず遵守しましょう。

Amazon Adsでは、動画のガイドラインにフォーマットや品質などの要件をまとめています。動画を広告に使用する際は、あらかじめガイドラインを確認してください。

参考:amazon ads|スポンサー広告のガイドラインおよび承認ポリシー

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【Amazon広告その3】スポンサーディスプレイ広告の出し方

3種類目のAmazon広告として、スポンサーディスプレイ広告の出し方について解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーンの基本項目を入力・選択する
  2. 広告グループを設定する
  3. ターゲティングを設定する
  4. 広告クリエイティブを選択する

①キャンペーンの基本項目を入力・選択する

Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックします。

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、スポンサーディスプレイ広告を選択してください。

スポンサーディスプレイ広告の出し方

スポンサーディスプレイ広告を設定する際も、まずはじめにキャンペーン設定を行います。

設定画面で、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、1日の予算を設定しましょう。

スポンサーディスプレイ広告の出し方

②広告グループを設定する

次に広告グループを設定しますが、まず広告グループ名を入力しましょう。

広告グループを設定する

広告グループ設定は、以下の3ステップで進めていきます。それぞれのステップを詳しくチェックしていきましょう。

  1. 「入札額の最適化」からいずれかを選択する
  2. 広告フォーマットを選択する
  3. 宣伝商品を選択する

「最適化戦略」からいずれかを選択する

「最適化戦略」では、3つのパターンからひとつ選択できます。

「入札額の最適化」からいずれかを選択する
リーチ拡大を目的とした最適化広告の露出を増やして多くのユーザーにアピールすることを目的にした方法
ページの訪問数に合わせた最適化ページを訪れるユーザー数を増やすことを目的にした方法
コンバージョンに合わせた最適化広告からの購入や目標とするアクションの達成を増やすことを目的にした方法
※リーチ拡大の課金形式はビューアブルインプレッション1000回あたりの費用

それぞれの特徴を理解し、目的に合った戦略を選びましょう。

広告フォーマットを選択する

次に、広告フォーマットを「画像」または「動画」から選択します。

広告フォーマットを選択する

「画像」はクリエイティブに画像を使用できる広告フォーマットで、任意の画像を設定可能です。

「動画」は動画コンテンツをクリエイティブに使用でき、1つの広告に複数の商品を登録できます。複数登録した場合、表示される商品はランダムです。

宣伝商品を選択する

次に、広告を掲載する商品を選択します。商品名・ASIN・SKUなどで検索し、広告を配信したい商品を選びましょう。

③ターゲティングを設定する

スポンサーディスプレイ広告で利用できるターゲティングは、コンテキストターゲティングとオーディエンスターゲティングのいずれかです。

それぞれの特徴と設定方法を解説します。

コンテキストターゲティング

コンテキストターゲティングとは、カテゴリーや商品、類似商品を設定し、それぞれのページに広告を表示するターゲティングです。

以前の名称は「商品ターゲティング」であったため、スポンサープロダクトやスポンサーブランドの商品ターゲティングをイメージするとわかりやすいでしょう。

コンテキストターゲティングでは、「カテゴリー」を選択するとカテゴリーターゲティング、「個々の商品」を選択する個々の商品ターゲティングを利用できます。

【カテゴリーターゲティング】

カテゴリーターゲティング

【個々の商品ターゲティング】

個々の商品ターゲティング

オーディエンスターゲティング

オーディエンスターゲティングとは、過去に商品を閲覧、購入した履歴のあるユーザー、または、Amazonでの購買行動に基づき作成された独自のオーディエンスセグメントに該当するユーザーに広告を出すターゲティングです。

オーディエンスターゲティングには3つのパターンがあり、それぞれの特徴は以下のようになっています。

オーディエンスターゲティング

Amazonオーディエンスは、AmazonやPrime Videoなどのショッピングシグナルに基づいたオーディエンスセグメントを活用し、関連性の高いオーディエンスにリーチできます。

リマーケティングとは、一度商品詳細ページに訪問または購入したことのあるユーザーに対して、再度アプローチするターゲティングです。ルックバック期間は、閲覧の場合最大90日、購入の場合最大365日まで設定可能です。

④広告クリエイティブを選択する

最後に、広告クリエイティブを設定します。

広告フォーマットに合わせて、必要な項目を設定していきましょう。

画像の場合

広告フォーマットで「画像」を選択した場合は、以下の項目を設定しましょう。

画像の場合
※実際の画面では商品画像が表示されます
ロゴブランドのロゴの画像を設定する
見出しロゴや商品と一緒に表示したいテキストを50文字以内で入力する
画像広告に表示される商品やブランドをアピールする画像を設定する

上記はプレビューが表示されますので、その都度確認しながら作成が可能です。

動画の場合

「動画」を広告フォーマットで選択した場合は、配信したい動画をアップロードすれば設定は完了です。

動画の場合

スポンサーブランド広告と同様に、Amazon Adsでは定められたガイドラインを遵守しましょう。

参考:amazon ads|スポンサー広告のガイドラインおよび承認ポリシー

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【Amazon広告その4】Sponsored TVの出し方

4種類目のAmazon広告として、Sponsored TVの出し方について解説します。広告を出すまでの手順は、以下の通りです。

  1. キャンペーン設定をする
  2. 広告設定をする
  3. 広告グループの設定をする
  4. 「審査に提出する」で設定

①キャンペーンの基本項目を入力・選択する

Amazonのセラーセントラルにログインし、メニューから「広告」を選択。「広告キャンペーンマネージャー」をクリックします。

次に、「広告キャンペーンを作成」をクリックし、Sponsored TVを選択してください。

Sponsored TV

設定画面で、キャンペーン名、期間(開始日・終了日)、予算を入力します。

キャンペーンの基本項目を入力・選択する

②広告設定をする

次に、広告設定で、ランティングページ設定とクリエイティブの追加を行います。

  • ランディングページ:配信する商品を選択
  • クリエイティブ:動画クリエイティブをアップロード
広告設定をする

③広告グループの設定をする

次に、広告を設定します。広告グループ名を設定する方法は、スポンサープロダクト広告と同じです。

ターゲティングのコンテンツへの興味関心・インマーケットカテゴリーから対象希望のオーディエンスを設定します。

広告グループの設定をする

④「審査に提出する」で設定

設定画面右下にある「審査に提出する」ボタンをクリックして完了です。

「審査に提出する」で設定

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Amazon広告の費用対効果を上げる効果的なポイント

ここまでAmazon広告3種類の出稿方法を解説してきましたが、広告出稿時には費用対効果を上げるポイントを押さえることが重要です。

以下のポイントを確認し、より効果的な広告運用を行ってください。

  • 入札戦略を効果的に利用する
  • セール期・季節イベントに合わせて予算や入札額を調整する
  • ターゲットキーワードや商品の更新をこまめに行う
  • 運用代行に依頼する

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Amazon広告の費用対効果を上げるポイントについては、こちらの記事で詳しくまとめています。併せて参考にしてください。

広告費をはじめとしたデータを確認できる「Amazonペイメントレポート」については、以下の記事で解説しているので、こちらもぜひチェックしてみてください。

Amazon広告の出し方を理解して広告を出稿しよう

この記事では、Amazon広告の出し方について解説しました。

Amazonで内部向けに配信できる広告は、以下の4種類です。目的や商品に応じて最適な広告タイプを選択しましょう。

広告の種類表示エリア
スポンサープロダクト広告・検索結果ページ
・商品詳細ページ
スポンサーブランド広告・検索結果ページの上部
・商品詳細ページ
スポンサーディスプレイ広告・TOPページ
・検索結果ページ
・商品詳細ページ
・おすすめ商品下部
・カスタマーレビュー横や外部サイト
スポンサーTV広告・Amazon Prime Video
・Twitch等の独自の動画ストリーミングサービス
・Publisher Direct経由のサードパーティチャネル

Amazonで広告を出稿するには、以下の準備が必要です。

  • Amazon出品用アカウントの登録
  • Amazon ads(Amazon Advertising)のアカウント登録
  • Amazonブランド登録(スポンサーブランド・スポンサーディスプレイ)

各広告の出稿手順については、記事中で解説していますので、そちらを参考に広告運用をスタートしてみてください。

もし、「広告の出稿方法が分からない」「上手く運用できない」といった場合は、Amazon運用代行会社をご検討ください。Amazon運用代行会社のメリット・デメリットをまとめた資料もご用意しております。
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しるし株式会社もAmazon広告運用代行サービスを提供しており、ブランドのオンライン販売の最適化や、店舗販売の強みを活用した顧客体験向上、利益改善などをサポートしています。

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監修者

ECの相談室では、Amazonや楽天市場などのECモールやEC全般の運用メンバーが現場のノウハウと豊富な事例を基に、集客や売り上げアップのサポートができるような情報を日々発信しております。

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