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Amazon(アマゾン)不正転売対策方法とは?放置するリスクや対策別の注意点

Amazonの転売対策方法とは?放置するリスクや対策別の注意点
この記事の監修者

菅原 聖人
Amaon専任コンサルタント

大学卒業後、大手電子機器メーカーに入社し、メーカー企業での経験を積む。その後、しるし株式会社に入社し、Amazon事業部にて化粧品・ヘアケア・食品・家電など幅広い領域で50を超えるブランドのECモール運営を担当。2024年よりAmazonチーム マネージャーとして売上改善とブランド価値向上を牽引。戦略設計から広告運用・在庫最適化まで一気通貫でリードするECモールのプロフェッショナル。

この記事の
監修者

菅原 聖人
Amaon専任コンサルタント

大学卒業後、大手電子機器メーカーを経て、しるし株式会社のAmazonチームマネージャーに就任。

Amazon(アマゾン)で商品を購入する人は、メーカーから購入したのか、転売品を購入したのか、区別をつけていないことがほとんどです。

転売業社から保存状態の悪い商品や偽物が届いたとき、お客さまは「このブランドの商品はあまり良くなかったな」と感じ、口コミに低評価をつけたり、周りの人に話したりするかもしれません。

ブランドや、商品を購入してくれるお客さまを守るためにも、Amazon転売対策の正しい知識と対策を知っておきましょう。

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目次

Amazonでの転売は違法にあたらない?

転売とは、小売店やネット通販などで非公式に仕入れた商品を第三者に販売する行為です。こうした転売行為を行う者は、一般的に「転売ヤー」や「転売屋」などと呼ばれます(本記事では「転売業者」と表記します)。Amazonにおける転売は、これらの行為がAmazonのプラットフォーム上で行われることを指します。

悪質な転売業者が人気商品を買い占めて価格を釣り上げたり、反対に、公式価格より安く販売して値崩れを起こさせたりして、お客さまにもメーカーにも迷惑がかかっているのが現状です。

しかし、基本的に転売自体は違法ではありません。

法律で取り締まれないとなると、Amazon内での転売を防止するにはどうしたら良いのでしょうか。
まずは転売対策を講じなかった場合のリスクを解説していきます。

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転売の背景にあるAmazonの「相乗り出品」とは?

Amazon 転売対策 相乗り出品
おすすめ出品の枠はメーカーの公式アカウントが獲得していても、転売業者による安価な出品が同じページに並ぶ

Amazonにおける転売の多くは、「相乗り出品」と呼ばれる仕組みを利用して行われています。

これは、同一商品は異なる出品者でも同一ページにまとめられる「1商品につき1商品ページ」という、Amazon特有のルールに起因するものです。このルールにより、同一のJANコードやASINを持つ商品であれば、誰でも既存の商品ページに出品を重ねる(=相乗りする)ことができてしまいます。

たとえば、メーカーが時間と費用をかけて作り上げた商品ページに対して、第三者が外部で仕入れた同一商品を出品することが可能です。これが、Amazon上での「転売」として現れる典型的な形です。

注意すべきなのは、「相乗り出品されている=違反」というわけではないという点です。転売だからという理由だけで通報や削除依頼を行っても、Amazonに対応してもらえないケースも多く存在します。

転売対策には、相乗りの実態を正確に把握し、適切な手順と証拠をもって対応する必要があります。

不正転売の具体的な対処法については、下記の資料で詳しく解説しています。
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Amazonの転売業者を放置する3つのリスク

「相乗り出品によって転売が発生すること」自体はAmazonのルールに則った行為であっても、対応せずにそのまま放置してしまうことで、ブランドにとって深刻な影響を及ぼす可能性があります。

本項では、以下の3つのリスクについて解説します。

  • 売上の低下
  • ブランドイメージの低下・ブランド毀損による顧客の喪失
  • 商品の値崩れ

売上の低下

Amazon 転売対策 売上・顧客の喪失
転売アカウントが、商品ページトップのカートと、「こちらからもご購入いただけます」枠を獲得している例

安価に商品を仕入れた転売業者は、公式価格より少し低い値段で出品します。すると、Amazonのカートに転売業者の商品が上位表示され、公式出品者の商品は「他の出品者」リンクからしか購入できなくなるため、売上の低下に繋がってしまいます。

ブランドイメージの低下・ブランド毀損による顧客の喪失

ブランドの売上ためにテレビCMやWebキャンペーンを打っても、お客さまがたどり着く購入画面は転売業者の出品画面になってしまうのです。

Amazon 転売対策 ブランドイメージ低下
ある国内有名化粧品の実際のレビュー。メーカー正規品以外を購入したお客さまが「星1つ」のレビューをつけている

お客さまは、Amazonでお買い物をするとき、メーカーから購入したのか、転売業者や並行輸入の業者から購入したのかを区別しないことがほとんどです。お客さまの手に届いた商品が、転売業者によって杜撰に管理されたものであったり、偽物であった場合、お客さまは「この商品は品質が良くない」「このブランドの商品はイマイチだ」と感じてしまいます。

一人のお客さまの中でブランドのイメージが低下するだけではなく、以下のようなリスクも発生します。

  • 商品やブランドに悪い印象をもってしまう
  • Amazonの商品レビューに悪い口コミがつく
  • SNSなどで悪い口コミが拡散される

Amazonでブランド毀損が生じる原因と対策は以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。

商品の値崩れ

Amazon 転売対策 値崩れ
安価な転売出品によって、正規価格が高すぎると判断される「値崩れ」。商品ページから購入ボタンが消えてしまう

転売業者が安価で出品をし続けると、Amazonの「カートに入れる」「今すぐ買う」のボタンが消えてしまうことがあります。

これは、転売業者が設定した価格が安すぎるため、ブランドの正規価格が高すぎる(競争力のない価格設定)と判断され、Amazonにとっての「おすすめ出品」から外れてしまうためです。おすすめ出品になれないと、「カートに入れる」「今すぐ買う」のボタンが表示されません。

このように、転売業者の販売価格が安すぎて売値が下がってしまう(正規価格で売れなくなる)ことを「値崩れ」と呼んでいます。

以下は、Amazonに出品されている商品の、特定の期間での最安値と出品者数を表したグラフになります。

Amazon 転売対策 値崩れ

出品者(主に転売業者)の増加に伴い、最安値が下がっていることがわかります。
つまり、転売業者が安価な価格で出品を続けることで、メーカーが適正に製造・管理した正規価格の商品が売れにくくなってしまうのです。

転売業者を放置するリスクから、対策・対応方法、注意点まで詳しく解説した資料はこちら
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Amazonの転売対策5つの方法と注意点

Amazonの主な転売対策5つと、それぞれの注意点を紹介します。

監修者:菅原聖人

転売対策にはさまざまな方法がありますが、場当たり的な対処をしてしまうと、トラブルになったり、法的なリスクを抱えることもあります。
しるしでは、知的財産権に強い弁護士と連携し、さまざまなケースの転売対策をしてきました

Amazonの不正転売対策は、焦らず、慎重に、丁寧に!
悪質な出品を通報する方法をまとめた解説資料はこちら
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Amazon Brand Registry登録(Amazonブランド登録)をする

Amazonでは、知的財産の保護や出品情報の管理のために「Amazon Brand Registryへの登録」という機能が用意されています。

ブランド登録をしておくことで、悪質な出品が掲載される前に停止したり(自動プロテクション)、商標や著作権、特許、意匠権侵害の疑いを探すことができます。また、ブランドのロゴを登録しておけば、広告を配信するときにロゴを使えるようになる、商品ページの編集可能箇所が増えるなどのメリットもあります。

しかし、ブランド登録で防げるのは、ブランドのロゴや名前を不正に使用した模倣品などで、メーカーから購入した商品を第三者が販売する転売は事前に防ぐことができません。転売を通報するには、次に紹介する「知的財産権の侵害の申告」を行います。

参考:Amazon Brand Registry|Amazon公式ホームページ

Amazon Brand registry登録(Amazonブランド登録)のポイントと注意点

ポイント注意点
模倣品・偽物が出品されるのを防ぐことができる
ロゴやブランド名の不正利用を防ぐことができる
ロゴを使用した広告配信が可能
転売出品を事前に防いだり、並行輸入品出品を事前に防いだりすることはできない
ブランド登録をするには、ブランドの商標を保有している必要がある

Amazonブランド登録の方法やメリットを知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。

購入制限をする

購入制限は、転売業者による買い占めを防ぐためのシンプルかつ即効性のある対策です。1回の注文での購入数制限や、アカウントごとの購入間隔を設定することで、意図的な大量購入を抑制できます。
これらの制限を組み合わせることで、転売業者による組織的な買い占めが難しくなり、本来購入すべき正規の顧客に商品が届きやすくなります

一方で、制限が厳しすぎると「まとめ買い」や「リピート購入」を希望する正規顧客の不便につながることもあるため注意が必要です。特に、ギフトや複数個需要のある商品では、柔軟な制限設計が求められます。

購入制限は非常に効果的な施策ですが、商品特性や販売チャネルに応じた最適な設計と、制限によるデメリットを最小限に抑える工夫が成功の鍵となります。

【購入制限のポイントと注意点】

ポイント注意点
転売業者による計画的な大量購入を抑制できる
組織的な買い占めが難しくなる
正規の顧客に商品が行き渡りやすくなる
まとめ買いを希望する正規顧客の利便性を損なうリスクがある
ギフト需要やリピート商材では柔軟な制限設計が必要
複数アカウントや回避策を取られる可能性もあるため、完全な対策にはならないこともある

知的財産権の侵害を申告する

Amazon内で知的財産権を侵害されたと思われる場合、Amazon Brand Registryにある「権利侵害の報告」を通じて、Amazonに申告をすることができます。

ただし、「権利侵害の報告」は、転売業者の通報窓口ではありません。そもそもAmazonは転売を規約違反としていないので、ただ「転売業者である」という理由で通報してしまうと、虚偽の申告や営業妨害と見做され、後から訴訟やトラブルに発展したり、Amazon Brand registry登録から削除される恐れもあります。

知的財産権の侵害を主張するのなら、Amazonのガイドライン違反や法律違反などの証拠をかため、リスクのない申告文を作成する必要があります。

【知的財産権の侵害を申告するポイントと注意点】

ポイント注意点
知的財産権を侵害しているアカウントに、Amazon公式が対応してくれる
申告が通れば、該当商品の出品停止や削除などの措置が講じられる
ガイドライン違反や法律違反をしていると申告する根拠が必要
「転売業者である」ことは申告の根拠にならない
申告相手から営業妨害で訴訟されるなどトラブルになる可能性がある
申告内容に不備があると、虚偽の申告と見做され、
  Amazon Brand registry登録削除などのペナルティがある

権利侵害をAmazonに申告する方法・手順

Amazon Brand registryで権利侵害を申告する手順は、以下の通りです。

  • Amazon Brand registryの画面上部メニューの「保護」をクリックし、「権利侵害の報告」を選択する
  1. 申告したいASINを入力し、「検索」をクリックする
Amazon 転売対策 権利侵害 申告
  1. 申告したいASINにチェックを入れ、右上の「選択した1件を申告する」をクリックする

転売業者に直接連絡をする

転売業者に対して直接連絡することも1つの方法です。

出品している商品の取り下げを依頼することで、転売を抑制することができます。ただし、こうした連絡に応じる転売業者もいますが、悪質な転売業者には応じてもらえなかったり、逆上されてトラブルに発展した事例もあります。

Amazonのガイドライン違反や、不当廉売など転売屋の違法性が明らかな場合は、弁護士からの内容証明を送ることも可能です。

転売業者への直接連絡のポイントと注意点】

ポイント注意点
示談により転売行為の早期解決が可能な場合もある
転売業者が早期に応じた場合、対応工数を最小限に抑えられる
転売業者から無視されたり、逆にトラブルに発展するリスクがある
転売行為そのものは違法ではないため、交渉には工夫が必要
弁護士を介する場合、コストや対応工数が発生する

Amazonのコンディションガイドライン違反として報告する

Amazonには、「新品」として出品する場合の規約がコンディションガイドラインの中に明記されています。
コンディションを偽っている出品者は、Amazonの規約に違反しています。

下記の9つのカテゴリーは、新品の出品以外は許可されておりません。

  • ビューティー
  • ペット用品
  • 服&ファッション小物
  • 日用品、摂取製品、局所用製品(ビューティ、食品&飲料、ヘルスケア、ビタミン剤&栄養補助食品カテゴリーの商品などを含む)
  • シューズ&バッグ
  • ジュエリー
  • ドラッグストア
  • 食品&飲料
  • 腕時計 

 参考:コンディションガイドライン|Amazon公式ページ

カテゴリー毎に「新品」の定義が違いますが、「新品」のコンディションに該当しない転売品は全て規約違反です。Amazonのセラーセントラルには「不正または違反の報告」フォームがあり、ここからガイドライン違反を通報することが可能です。

ただ対応を要求するだけでは申請が通らないので、「違反により、どう消費者が困るのか」「プラットフォームとしての健全性がどう損なわれるのか」等、Amazonが対応しやすい情報を整理し伝えることが重要です。100件に1件対応してもらえればいい方かと思いますので、難易度は非常に高いです。

明確なコンディションガイドライン違反があっても、ほとんどの場合は、転売業者に直接連絡したり、違反の証拠を固めて知的財産権の侵害申告を行ったり、複数の方法を併用することになります。

【Amazonのコンディションガイドライン違反として報告するポイントと注意点】

できること注意点
明確なガイドライン違反として通報できる中古販売が認められているカテゴリでは、違反申告の対象外となる
新品として出品する条件(未開封・未使用、同梱物が揃っているなど)を満たしている転売業者の違反申告はできない
Amazonに対応してもらえる申告文の作成には高度な知見が必要

Amazon不正転売の実態と対策を徹底解説した、10分で読めるお役立ち資料をダウンロードできます。
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Amazonの転売対策を自社でやるには?

Amazonにおける転売対策は、「これを実施すれば一気に解決する」といった万能な手法が存在せず、対応の難易度が高い領域です。

とはいえ、自社内での対応がまったく不可能というわけではありません。以下のようなステップであれば、社内リソースを使って取り組むことも検討可能です。

STEP
自社商品の転売状況を把握する

まず、自社商品に対して転売業者がどのように出品しているかを定期的(理想は24時間体制)に収集・分析します。価格帯、出品頻度、出品者の傾向などを整理し、対策優先度を決めましょう。

STEP
適切な対策方針の策定

Amazonブランド登録、知的財産権の申告、コンディションガイドライン違反の報告、転売業者への直接連絡など、主な対策手法を理解し、自社の状況に応じて組み合わせます。場当たり的な対応はトラブルの元となるため、申告内容や文面を慎重に準備することが重要です。

STEP
ルールとフロー整備

申告や連絡対応はAmazonのポリシーに沿って適切に。たとえば、知的財産の報告には確固たる証拠が必要で、転売を理由に誤って虚偽申告するとペナルティを受ける可能性があります。さらに、Amazonのガイドライン違反通報では、「消費者に与える影響」など、込み入った論点整理も不可欠です。

STEP
対応体制の構築

対応は手動が中心となるため、通常業務との兼務やシフト体制での監視が欠かせません。転売による売上損失の多くは、平日夜間や週末など営業時間外に発生しているため、24時間体制での監視・対応が求められます。

STEP
対策の効果を定期的に確認し、必要に応じて改善方針を見直す

申告や連絡対応が適切に機能しているか、カートの獲得状況が改善しているかなどを定期的に確認します。その結果をもとに、必要に応じて対応内容を見直し、より精度の高い対策へとブラッシュアップしていきます。こうした検証と改善を繰り返すことで、対策の質を高め続ける仕組みを構築します。

ただし、これらの対策を社内で完結させるには、以下のような課題も伴います。

Amazon 転売対策 営業時間外
  • 転売は平日夜間や週末など、営業時間外に発生する傾向があり、常時の監視体制が求められる
  • 対策の多くは手動対応となるため、担当者の負担が大きくなりやすい
  • Amazonに申告しても削除が認められないケースが多く、一定の知見や経験が必要になる

こうした点を踏まえると、自社での対応には事前の準備や対応体制を整えることが不可欠です。体制・ノウハウ・運用フローをしっかり構築しなければ、対応が追いつかず、結果的に転売被害を防げない恐れがあります。

なお、転売対策の中には、法的な判断や対応が求められるケースも存在します。特に、仮に訴訟に発展した場合、状況によってはメーカー側の主張が認められないケースも少なくありません。こうしたリスクを踏まえ、自社で対応を進めるべきかどうかは、あらかじめ専門家に相談したうえで慎重に判断することをおすすめします。

対策を進めるうえで見落としがちな、“通報する側のリスク”にも触れた実践ガイドはこちら
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転売対策を外注するなら「Amazon運用代行サービス」がおすすめ

転売対策には、時間や労力をはじめとした多くのコストがかかります。
そのため、Amazonに関わる業務全般を専門的にサポートする「Amazon運用代行サービス」の活用を検討してみてはいかがでしょうか。

転売対策をプロに任せることは大きな安心材料となります。豊富な実績と知識を持ち、法的視点も踏まえた適切な対策をスピーディーに実施可能です。さらに、継続的なモニタリングや分析によって、問題の早期発見・解決をサポートします。

また、転売への迅速な対応はもちろん、在庫管理・発注処理・CS対応といった日々の運用業務もまとめて任せることができ、担当者の負担を大幅に軽減できます。

実際に、当社「しるし」の運用代行サービスをご利用いただいたクライアント様の中には、運用開始から1年で売上が2~50倍に拡大し、社内の運用工数も大幅に削減されたケースがあります。

「うちは卸先が多く、転売対策の外注は難しい」といったご相談も多くいただきますが、当社では、契約内容の見直しや在庫流出経路の特定といったチャネルマネジメントにも対応しております。

監修者:菅原聖人

実際の事例で「転売撲滅で売上が10倍に増え、悪いレビューが減った。ぜひうちの他のブランドも運用してほしい」という声もいただきました。

手間や時間を大幅に削減でき、費用対効果の高いサービスであることから、本格的に転売対策に取り組む際の選択肢の一つとして、Amazon運用代行サービスの活用をご検討ください。

なかでも、固定費の負担を抑えつつ、成果に応じた費用体系を採用している成果報酬型のAmazon運用代行会社は、
初期コストを抑えてスタートしたい企業や、まずは一定の成果を見ながら段階的に外注を進めたい企業に適しています。

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特許取得の不正転売検知システムを活用した不正転売対策が強みの、
成果報酬型のAmazon運用代行会社「しるし株式会社」にまずは無料で相談してみる

「しるし」のAmazon不正転売対策事例

しるし株式会社は、ブランドのオンライン販売最適化と店舗販売の強みを生かした顧客体験の向上、並びに利益改善を支援する「グロースパートナー」です。

急速に拡大するECモール市場において、当社は「大型ECモールでの転売検知システム」の特許を取得しています。独自開発のシステムを活用することで、ブランドオーナー様は商品の品質管理を徹底し、商品ページを健全な状態に維持することが可能です。

具体的には、自社開発ツールによって24時間365日、リアルタイムで転売業者の出品状況を監視・分析。クライアント様の全ASINに対して30分ごとに自動パトロールを実施し、シフト体制のモニタリングにより即時対応を実現しています。

Amazon 転売対策 検知システム

また、この転売検知システムはAmazon本社が所在するアメリカがでも特許を取得しており、同様のツールは国内外の競合他社やAmazon公式での開発はできません。
100%の精度で転売対策・防止を行うことで、価格の値崩れや悪質な低評価の発生を防ぎ、ブランド価値を最大限に引き出します。

実際の導入事例としては、某人気ヘアケアブランドにおいて800件以上の転売業者を未然に防止。転売リスクを軽減しながら、安心してEC市場へ展開いただいております。

このように、しるしの転売検知システムはブランド価値の維持とEC参入の両立を可能にし、多くの企業様の成長を後押ししています。

【Amazon転売対策事例①】CTP JAPAN株式会社様|深いブランド理解が成果の秘訣

サイベックス

EC運用事例としてインタビューさせていただいたCTP JAPAN株式会社様は、デザイン性と機能性を兼ね備えた商品を展開するドイツ生まれのペアレンティングブランド(育児⽤品ブランド)、「CYBEX(サイベックス)」の日本での販売を担っています。

しるし株式会社では、「CYBEX(サイベックス)」のEC運用に対して以下のメニューを提供させていただきました。

  • Amazon運用代行(成果報酬型):販売戦略、広告運用、転売対策、クリエイティブ改善、在庫管理サポート
  • 自社EC運用代行:クリエイティブ制作など

オンライン販売チャネルとして、SNSの運用からスタートし、ECモールは楽天市場でランキング1位を獲得するまでに成長しました。

その中で、「販路だけではなくメディア機能としても重要なAmazonを整えたい」と考え、しるしを導入いただきました。しるし導入の決め手となったのは、「CYBEX(サイベックス)」ブランドへの理解の深さ。

弊社は、ブランドとして提供したい価値や、届けたい体験を理解した上で、短期的な売上だけでなく、中長期的なブランド成長の実現に向けて支援を行っております。

下記のページでは、インタビュー内容を詳しくまとめています。ご依頼いただいた背景やご利用いただいた上での率直なご感想もお話いただいていますので、転売対策でお悩みの方や運用代行をご検討中の方はぜひチェックしてみてください。

【Amazon転売対策事例②】goodbody株式会社様|カート獲得率が57%から98%に回復

EC運用事例としてインタビューさせていただいたgoodbody株式会社様は、雑誌やテレビ番組などで取り上げられるなど、人気と評判を集める薄毛隠しスプレー「CAX(カックス)」を主力商品として展開する企業です。

しるし株式会社では、「CAX」のEC運用に対して以下のメニューを提供させていただきました。

  • Amazon運用代行:販売戦略、広告運用、転売対策、クリエイティブ改善、在庫管理サポートなど
  • 新商品開発

一時は転売の影響でカート獲得率が57%まで落ちてしまったものの、販売チャネルマネジメントやしるし独自ツールでの転売自動検知などの転売対策を実施したことで、カート獲得率が98%に回復し、ハイシーズンの売上に効果が現れました。

下記のページでは、インタビュー内容を詳しくまとめています。ご依頼いただいた背景やご利用いただいた上での率直なご感想もお話いただいていますので、転売対策でお悩みの方や運用代行をご検討中の方はぜひチェックしてみてください。

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Amazonの転売対策でブランドイメージや売上・顧客を守ろう

Amazonにおける転売を放置していると、以下のような深刻な影響が生じる可能性があります。

  • ブランドのイメージの低下
  • 売上・顧客の喪失
  • 商品の値崩れ

しかし、転売対策にはAmazonの規約理解や法的知識、効果的な交渉ノウハウなど、専門的な知見と実務経験が求められます。これらを自社内でゼロから構築するには、大きな負担と時間を要します。

当社しるし株式会社では、数多くのメーカー企業様から転売対策・運用代行のご依頼をいただいており、

  • 悪質な転売業者の排除
  • ブランドイメージの回復
  • 売上・粗利の改善
  • 社内工数の削減

といった成果を実現しています。ご担当者様からも高いご評価をいただいております。
不正転売対策に関するご相談やお見積もりのご依頼は、どうぞお気軽にご相談ください。
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【あわせて読みたい】楽天やYahoo!などの転売対策

楽天やYahoo!などの転売対策については、こちらの記事もご覧ください。

監修者

菅原 聖人
Amaon専任コンサルタント

大学卒業後、大手電子機器メーカーに入社し、メーカー企業での経験を積む。その後、しるし株式会社に入社し、Amazon事業部にて化粧品・ヘアケア・食品・家電など幅広い領域で50を超えるブランドのECモール運営を担当。2024年よりAmazonチーム マネージャーとして売上改善とブランド価値向上を牽引。戦略設計から広告運用・在庫最適化まで一気通貫でリードするECモールのプロフェッショナル。

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