越境EC運用代行・運営代行おすすめ人気15社比較!依頼できること・選び方・費用相場も解説
海外に向けて販売できる越境ECを検討しているものの、自社にノウハウやリソースが少なく、運用に着手できていない方もいるのではないでしょうか。
そのような場合には、越境EC運用代行・運営代行を利用するのがおすすめです。越境ECに詳しいプロに運用を任せられるので、ノウハウやリソースの課題を解決できます。
本記事では、越境EC運用代行・運営代行の15社比較や選び方、費用相場などを解説するので、ぜひ依頼の検討に役立ててください。
しるし株式会社では、越境ECの売上拡大やリソース確保などをかなえるべく、運用代行やコンサルティングを提供しています。
まるっと任せられる運用代行のほか、スポンサー広告やDSP広告の運用、各種データ分析などで、Amazonでの越境ECを強力に支援しているのが特徴です。
- Amazonで越境ECをはじめたいもののノウハウがない
- 越境ECを運営しているが売上が伸びない
上記のように、越境EC運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。
越境EC運用代行・運営代行とは
越境EC運用代行・運営代行とは、越境ECの出店や運営を代行するサービスです。国内とは異なる環境で事業を展開する点で、越境ECの出店・運営には工数や知識などを求められますが、代行会社に任せることで参入のハードルを下げられます。
越境EC運用代行・運営代行は数多くあるため、自社にあった代行会社を選ぶことが大切です。「出店をサポートしてもらいたい」「運営をプロに任せたい」といった場合には、越境EC運用代行・運営代行の利用を検討してみましょう。
越境EC運用代行・運営代行に依頼できること
越境EC運用代行・運営代行では、主に以下のような業務を依頼できます。
- 越境ECサイトの構築
- 越境ECモールへの出店
- ECサイト・ECモールの運営
自社の課題解決を期待できる場合は、ぜひ越境EC運用代行・運営代行に依頼してみましょう。
越境ECサイトの構築
越境に対応したECサイトを構築する必要があるときに、運用代行・運営代行で構築をしてくれる場合があります。
ECサイトの構築は、プラットフォーム上での設定や、ゼロからのオリジナルサイト構築などさまざまな方法がありますが、どの方法も専門的な知識が必要です。
自社独自のサイトで販売できるメリットはあるものの、構築は簡単ではないため、必要に応じて越境EC運用代行・運営代行に依頼するとよいでしょう。初期構築だけではなく、定期的な更新やカスタマイズまで対応してくれる場合もあります。
越境ECモールへの出店
越境ECを比較的簡単にはじめられるのが、ECモールへの出店です。海外のECモールに出店したり、越境対応している国内のECモールを利用したりする方法があります。
越境EC運用代行・運営代行では、ECモールへの出店にともなって、申し込みやアカウント作成など出店に関する業務を代行しています。
とくに、海外のECモールへの出店は、独自の仕様や言語などさまざまな知識が求められるため、不安がある場合には越境EC運用代行・運営代行に出店を依頼するのがおすすめです。
ECサイト・ECモールの運営
越境EC運用代行・運営代行でメインの業務は、越境ECサイト・ECモールの運営です。出店者に代わって越境ECの運営を行い、売上・利益の拡大を目指します。
具体的には、検索結果で上位表示されるためのSEO対策、レビューの獲得、広告運用など、対応範囲は越境EC運用代行・運営代行によってさまざまです。
カスタマーサポートやクレーム対応など顧客対応を任せられる場合もあり、顧客との円滑なコミュニケーションを期待できます。
越境EC運用代行・運営代行の費用相場
越境EC運用代行・運営代行の費用相場は、料金体系別に以下の金額が目安になります。
料金体系 | 費用相場 |
---|---|
固定報酬型 | 1~10万円/月 |
成果報酬型 | 売上の5~10% |
固定報酬型とは、あらかじめ決められた月額料金を支払うタイプです。費用が固定されているため、コストを把握しやすく、売上が少ない時期の負担を抑えられます。
成果報酬型は、売上の一部を報酬として支払う料金形態です。売上が越境EC運用代行・運営代行の報酬に直結するため、売上の最大化まで手厚いフォローを受けられます。売上が高くなるほど費用も増えていくため、自社運用に切り替えるタイミングが肝心です。
上記の費用相場はあくまで目安であるため、気になる越境EC運用代行・運営代行で対応している料金体系と具体的な費用を必ず確認しましょう。
越境EC運用代行・運営代行を利用する4つのメリット
越境EC運用代行・運営代行の利用によって、以下4つのメリットを期待できます。
- 構築・出店の工数を削減できる
- プロによる運営で売上アップを期待できる
- 海外の法律や文化などに対してスムーズに対応できる
- ニーズの調査や分析なども任せられる
工数の削減や売上アップなどを期待できるので、ぜひ依頼を検討してみてください。
構築・出店の工数を削減できる
越境対応のECサイトを構築したり、ECモールに出店したりする作業を、越境EC運用代行・運営代行に任せられるのがメリットです。
一から越境ECサイトを構築したり、ECモールで出店手続きをしたりするステップでは、多くの工数がかかります。
越境ECをはじめたいものの、リソースに不安がある場合には、越境EC運用代行・運営代行の工数削減はうれしいポイントでしょう。
プロによる運営で売上アップを期待できる
越境ECは市場規模が大きく、利益を高められるチャンスがありますが、出店しただけでは成果はあらわれません。
運営の質が利益を左右するので、越境EC運営のノウハウや経験が少ない場合は、越境EC運用代行・運営代行の専門性に頼るのがおすすめです。
越境ECに関する専門知識や経験をもったプロに運営を任せることで、最短で売上アップを期待できるでしょう。
海外の法律や文化などに対してスムーズに対応できる
越境ECを運営するためには、販売する国・地域への理解が必要です。新たに越境ECを立ち上げる場合は、海外の法律や文化などをすぐに理解するのは難しく、人材育成や人材採用には時間がかかります。
そこで、越境EC運用代行・運営代行を利用すると、海外の法律や文化などを理解したうえでスムーズな対応をしてもらえるのがメリットです。
法律を遵守した運用でトラブルを未然に防いだり、海外の顧客とコミュニケーションをとれたりすることで、越境ECを円滑に運営できます。
ニーズの調査や分析なども任せられる
越境ECを立ち上げるにあたって、ニーズの調査を依頼できる越境EC運用代行・運営代行もあります。詳細な調査によって、販売したい国・地域で自社商品のニーズがあるか、どのようなユーザーをターゲットにすべきかなどを把握できるのがメリットです。
また、越境ECの運用における分析まで実施している場合もあります。購入者の傾向や広告運用の成果などを分析し、越境ECにおける課題を発見でき、スピーディーな改善を図れるでしょう。
越境EC運用代行・運営代行の選び方3つのポイント
数多くある越境EC運用代行・運営代行の中から、自社にあったサービスを選ぶためには、以下3つのポイントに注目しましょう。
- 販売したい国・地域に対応しているか
- 依頼したい業務に対応しているか
- 越境ECの支援実績が豊富か
3つのポイントで複数のサービスを比較し、自社にあった越境EC運用代行・運営代行を検討してみてください。
販売したい国・地域に対応しているか
越境ECを運営するにあたって、出店したい国・地域にあわせた対応が必要になるため、対応している国・地域を確認しましょう。
たとえば、中国に販路を広げたい場合には、中国での越境ECに特化した代行業者や、中国を含むアジアに強い代行業者に依頼するのがおすすめです。
依頼したい業務に対応しているか
越境EC運用代行・運営代行によって具体的な代行業務は異なるため、自社で依頼したい業務に対応しているかを確認しましょう。
たとえば、出店からサポートを受けたい場合には、出店手続きやショップページの構築など立ち上げ段階から代行している業者がおすすめです。
自社のリソースが足りていない業務、質を高めたい業務などをピックアップし、条件にマッチする代行業者を選定しましょう。
越境ECの支援実績が豊富か
信頼できる越境EC運用代行・運営代行に依頼するためには、支援実績の確認が重要です。越境EC運用代行・運営代行の多くが、ホームページで実績を公開しています。
越境ECの支援実績が豊富なこととあわせて、自社の商品ジャンルや出店したい国・地域に関する実績が豊富な代行業者がおすすめです。
越境EC運用代行・運営代行おすすめ人気15社比較
ここでは、おすすめの越境EC運用代行・運営代行を15社紹介します。
各社の特徴を押さえて、自社の課題にマッチした越境EC運用代行・運営代行を利用しましょう。
しるし株式会社
しるし株式会社では、越境ECをこれからはじめたい方や、越境ECをすでに運営していて売上を高めたい方に向けて、運用代行やコンサルティングを提供しています。日本はもちろん、アメリカと中国におけるオペレーションモデルをもち、Amazonにおける越境EC支援に強みをもっています。
運用代行や広告運用を得意とし、運用代行では運営フェーズに応じた戦略の構築・実施、広告運用ではスポンサー広告とDSP広告による集客の強化を実現できるのが特徴です。分析にも強みがあり、ユーザーやマーケットなど多角的な視点でデータを抽出し、マーケティングに活用しています。
Amazonで海外市場に参入して売上を拡大したい、海外のユーザーの自社商品を届けたいと考えているものの、自社での越境EC運用が難しい方はぜひ一度ご相談ください。
トゥルーコンサルティング株式会社
トゥルーコンサルティング株式会社は、日本をはじめとして、中国や東南アジアの実績を豊富にもつ経営コンサルティング会社です。
海外進出の支援を実施しており、中国やタイなどへの進出をサポートした実績をもちます。出店したい国・地域へコンサルタントが出向き、実地調査に基づいた提案をおこなっているのが強みです。
アートトレーディング株式会社
アートトレーディング株式会社は、ECビジネスを得意とする企業で、制作や運営、コンサルティングなど幅広い経験をもっています。
ECサイト制作や運営支援に加えて、フルフィルメントサービスやECに特化した物流システムを提供しています。越境ECにおける物流業務も任せたい場合はフルフィルメントサービスを検討してみましょう。
サヴァリ株式会社
サヴァリ株式会社は、ECサイトやネットショップの運営代行サービスを提供している企業です。コンサルティングや広告運用など幅広いメニューで、課題にあったサービスを実施しています。
越境EC支援は、アジアを中心としたエリアでの支援を受けられるサービスです。プロによるマーケティングや運営などはもちろん、越境EC向けプラットフォーム「Shopify」の運用サポートにも対応しています。
JUTOU株式会社
JUTOU株式会社は、中国を専門とした海外進出を支援する企業です。中国に関連する実績が豊富であり、コンサルタントそれぞれが専門的なノウハウをもっています。
中国に関するビッグデータを活用し、ECモールや口コミなどを調査し、データに基づいた運用で成果を出すのが特徴です。中国だけではなく、東南アジアや中東、インドなどのマーケット進出もサポートしています。
ジェイグラブ株式会社
ジェイグラブ株式会社は、越境EC支援事業を数十年にわたって続ける実績豊富な企業です。越境EC支援サービスはもちろん、独自の越境ECプラットフォームや越境ECセミナーなど、幅広い事業で出店者をサポートしています。
越境EC支援の業務内容は、海外向けECサイトの構築や海外ECモールの出店、海外の市場調査など、ワンストップで依頼できる充実のラインナップです。
BeeCruise株式会社
BeeCruise株式会社は、日本企業の海外進出を一括でサポートする越境EC支援会社です。越境ECの豊富な実績をもつBEENOSグループがもつノウハウやリソースを活用し、海外進出を手厚く支援しています。
越境EC支援サービスは、運営におけるフェーズにあわせてプランが細かく分かれているのが特徴です。ファンをつくるためのリサーチや発信、販売促進、バックオフィスなど、課題に応じたプランを選べます。
SAVAWAY株式会社
SAVAWAY株式会社は、幅広いECソリューションを提供する企業です。グループがもつIT関連のノウハウを生かし、出店者のパートナーとしてEC事業の成功を目指します。
越境ECの支援を含むECコンサルティングサービスに加えて、複数のネットショップを一元管理できるサービスも取り扱っているのが特徴です。
株式会社LIFE PEPPER
株式会社LIFE PEPPERは、海外を対象にしたグローバルマーケティングを得意とする企業です。海外マーケティングの支援実績は1,000社以上、30ヵ国以上と、豊富な実績をもっています。
越境ECだけではなく、SNS運用や広告運用、動画制作など、多角的な視点で出店者の課題にあわせて幅広い支援を提供しているのが強みです。
株式会社エスプール
株式会社エスプールは、アウトソーシングサービスによって企業がもつ多種多様な課題を解決している企業です。
越境ECにおいては、台湾向け越境ECサービスを用意しています。台湾での越境EC運営だけではなく、台湾でのクラウドファンディングやオフライン販売など、さまざまな販売支援が可能です。
株式会社ウィズワーク
株式会社ウィズワークは、EC運用代行やSNS運用代行などを提供する企業です。インタビュー調査やマーケティングなどにも強く、幅広い課題の解決を支援しています。
ECモールに特化した越境EC支援を提供しており、モールに精通した専任チームが運営を担当するのが特徴です。
株式会社エフカフェ
株式会社エフカフェは、国内外のEコマース支援ビジネスを展開している企業です。運営や制作などを含むECコンサルティングをはじめとした豊富なメニューを用意しています。
越境ECにおいては、中国とASEANに強みをもっています。サイト運営だけではなく、出店国に対応したデザイン制作や物流対応など、ワンストップの支援が魅力です。
株式会社飛躍
株式会社飛躍は、EC事業の成長を支援し、一歩先のステージへの飛躍を実現する企業です。越境ECプラットフォーム「Shopify」とパートナーシップを結び、Shopifyの運用サポートに特化しています。
Shopifyでの越境EC構築をはじめ、越境EC運営代行にも対応し、越境ECでの販売を強力にサポートしているのが特徴です。
株式会社SIパートナーズ
株式会社SIパートナーズは、越境ECの展開にかかわる支援をワンストップで実施している企業です。販路開拓や物流の構築、ブランディングなどを一括で依頼できます。
中国を中心に、東南アジアやアメリカでの越境ECへの対応が可能で、BtoBおよびBtoCどちらの形態でも柔軟にサポートしています。
株式会社ワサビ
株式会社ワサビは、「WASABI PROJECT」という越境EC販売を丸投げで依頼できるサービスを提供しています。越境ECの最新情報やノウハウを紹介するセミナー・イベントが人気です。
ヨーロッパ最大級のマーケットサイト窓口「Catawiki」や、ヨーロッパの中古ブランド品ECサイト窓口「Vestiaire Collective」など、海外にパートナーが多くいるのが強みです。
越境EC運用代行・運営代行で注意したい2つのデメリット
越境EC運用代行・運営代行にはメリットばかりではなく、注意したいデメリットが2つあります。
- 社内にノウハウを蓄積するのが難しい
- 信頼関係を築くまでに時間がかかる
将来的な内製を考えていたり、スピーディーに結果を得たりしたい方は、上記のデメリットに十分注意しましょう。
社内にノウハウを蓄積するのが難しい
越境EC運用代行・運営代行は、質の高い運営や工数の削減を期待できる分、任せきりにしてしまう場合があります。
任せっぱなしになると、どのような運用業務をしているか、どのような施策に取り組んでいるかがわからなくなり、自社にノウハウを蓄積しにくくなるのがデメリットです。
将来的に自社で越境ECを運用したい場合には、定期的にフィードバックを受ける機会をつくり、運用状況を共有できている状態をつくりましょう。
信頼関係を築くまでに時間がかかる
越境EC運用代行・運営代行とのやり取りは、初回の打ち合わせ以降、メールや電話など非対面のコミュニケーションがメインになりがちです。
そのため、対面ですり合わせる機会が少なく、信頼関係を築くまでに時間がかかります。越境ECの運用を任せるうえで、信頼関係は非常に重要です。
よい関係を構築するためには、ミーティングの機会をつくったり、自ら代行業者と積極的にかかわる姿勢を意識したりしましょう。
越境EC運用代行・運営代行を賢く活用しよう
越境ECの出店や運用にはスキルや工数を求められますが、越境EC運用代行・運営代行を利用すれば、それらの課題を解決できます。
プロによる質の高い運営で売上を高めながら、運用業務の工数を削減できるのがメリットです。一方で、任せきりになると、ノウハウの蓄積や信頼関係の構築が難しくなるので、こまめにコミュニケーションをとれる体制を整えましょう。
この記事で紹介した越境EC運用代行・運営代行を参考にして、自社にあった代行業者への依頼を検討してみてください。
しるし株式会社では、越境ECの売上拡大やリソース確保などをかなえるべく、運用代行やコンサルティングを提供しています。
まるっと任せられる運用代行のほか、スポンサー広告やDSP広告の運用、各種データ分析などで、Amazonでの越境ECを強力に支援しているのが特徴です。
- Amazonで越境ECをはじめたいもののノウハウがない
- 越境ECを運営しているが売上が伸びない
上記のように、越境EC運用に課題を感じている方はぜひ一度ご相談ください。